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  • 2019/08/08
  • 2019/08/08
  • コイン東京編集部

元GLGマクロトレーダー「米ドル、債券、金、ビットコインは不況時の代替資産」

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グローバルマクロ型ヘッジファンド大手GLGの元マネージャーであるラオール・パル氏は、2008・2009年のサブプライムローン問題に端を発した金融市場の崩落を予測して利益を上げた数少ないトレーダーの一人だ。パル氏は、経済と市場の今後の予測について7日にMarketWatchに語った。

「結論として、世界の金融市場は2012年のユーロ危機以来、最も脆弱なポイントにあります。2008年の大不況が再び始まる可能性があるということです。」

外国為替が全資産の優先テーマ

ゴールドマン・サックスの元トレーダーでもあり、現在は金融メディアReal Vision TVを立ち上げたパル氏は、米ドルの重要性について述べた;

「金融市場は重大な転換点にある。ウォール街の投資家は、2008年級の金融危機を引き起こす可能性のある金融システムへのストレス増大を示す、最も明確なシグナルのために米ドルに最大限注目すべきだ。」

パル氏によると、米ドルの貿易加重ベースの相対的な強さは世界中で波打っている。特に各国の中央銀行は、金融緩和政策を採用してドルに対する自国通貨の価値を切り下げている。

連邦準備銀行のデータによると、7月31日時点のドルは、2002年以来最高レベル付近で推移している。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの通貨ストラテジストによる7日付のメモは、外国為替が全資産の優先テーマになったと述べた;

「7日、タイ、インド、ニュージーランドの中央銀行が投資家の予想を超えて政策金利を引き下げた後、政府債権の利回りは新たな深みをつけた。ドイツは、6月の予想を下回る鉱工業生産を報告した後に懸念が高まり、10年国債(TMBMKDE-10Y)は0.58%下落して最低値を記録した。」

7日、ニュージーランドドル(NZD)は対米ドルで2%低下して2019年の最安値を付けた。これは、オーストラリアドル(AUD)も著しく低下させた。

パル氏はこうした各国通貨の弱さが、市場の低調なムードを示唆する重要な要因だと語る。

「5.1兆ドルの通貨市場は、すべての金融市場の中で最大です。取引の大部分はドルで行われているため、米ドルの動きは世界経済にとって最も重要な金融インプットです。」

代替資産としてのビットコイン

今週、中国人民元のオンショア価格が米ドルあたり7.1の記録的な低さまで下落したため、通貨への注目と世界経済市場への影響力が高まった。中国政府が、1年に渡る関税戦争を米国と戦うために準備を進めている事を示唆している。

パル氏は、人民元の価格行動が優柔不断な他の通貨にとって方向性を定めるのに役立ったと述べた

「今後3か月は、金融市場は崖っぷちに立たされるだろう。まさに今日、今そこに立ちました。」

パル氏によると、世界的な景気低迷のシグナルに金や石油等の資産が反応し始めています。FRBの利下げが継続するとの期待感から金は加速しています。一方で石油は、世界的な不況が原油の需要を損なうという見通しから減少しています。

「私たちは尋常ではない変化を迎えようとしています。単なる短期的なものではない。あまりに大きなレベルなので、私は市場価格行動が示唆するものを十分に理解できない。景気循環は悪化しているため、不況は世界的にも米国でも非常に高い確率で発生します。」

「代替資産として、米ドル、債券、金、ビットコインの購入は、環境が悪化した時に優れた選択肢です。」と、パルは助言した。

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