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  • 2019/11/04
  • 2019/11/04
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

中国スマートシティ間のデータ共有へ、ブロックチェーンベースのデジタルIDシステムをローンチ

中国スマートシティ間のデータ共有へ、ブロックチェーンベースのデジタルIDシステムをローンチ-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
中国はスマートシティのインフラストラクチャーの一環で、ブロックチェーンベースのデジタルID識別システムをローンチした。システムは都市間の接続とデータ共有を実現する。3日に新華通信社が報じた。

スマートシティコードシステム

「このシステムは、統一されたディストリビューションルール、堅牢な分散ストレージ、改ざん防止コードを使用し、中国によって独立して分散・管理されます。」と、システム開発者の1人である中関村(中国のシリコンバレー)産業情報研究院のディレクターのチャン・チャオ氏は語る。

中国北部河北省にある3つの研究所に共同で開発されたスマートシティコードシステムは、国際標準に沿ったノードコードに基づいている。システムは、各都市に一意のグローバルデジタルIDを割り当てる。中国都市開発協会の副会長、He Kejia氏は以下のように語った;

「これまでインターネットおよび情報技術の急速な発展の中で、産業および部門の統一コードが無かった。そのため、データの相互運用性とアプリケーションの非互換性の問題を引き起こしてきた。」

中国は2016年にスマートシティの建設を開始した。ますます多くの人々が都市に移動するにつれて、都市計画、建設、管理、およびサービスに対するより高い要求が生まれ、インフラ面で大きな課題が生じているという。デロイトによると、中国は昨年時点で、約500のスマートシティ・パイロットプロジェクトを有していた。


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