強気シグナル「ハッシュ・リボン」に変化、マイナーの降伏がビットコイン強気市場のきっかけに

2020年4月26日

cointokyo

ビットコイン（BTC）マイニングハッシュレートは4月15日に115 EH / sに上昇し、3月初週以来の高値を記録した。マイナーがビットコイン（BTC）に短・中期的に強気になっていることを示唆する。

マイナーの降伏がビットコイン強気市場のきっかけに

【参考】難易度調整がビットコインの価格低下を堰き止める―Blockware Solutionsが解説

ビットコインは、最新設備と有利な電力源にアクセスできる大手マイナーのみが収益を上げる価格帯で取引されている。価格が低下すれば、弱小マイナーのさらなる降伏を引き起こす。

ビットコインのブロック報酬の半減期を迎える5月12日に、収益が半分になるため、大量の降伏が続く可能性がある。過去の半減期は、新たな強気のスタート地点として機能してきた。

ビットコインの値動きに対するマイナーの売却圧力を可視化した『Hash Ribbons』シグナルは歴史上11回目の購入シグナルを形成しつつある。Hash Ribbonsは、ビットコインのハッシュレートの移動平均線で構成されている。Hash Ribbonsの形成中の購入シグナルは、マイナーが降伏を終えて上昇を見越してコインを貯蔵しつつあることを意味する。

ビットコインのハッシュレートの1ヶ月SMA（単純移動平均）が2ヵ月SMAをクロスすると、マイナーの最悪の降伏期間が終わり、回復が始まるという。この時点で購入すると過去の実績上優れたパフォーマンスを得てきた。