COIN TOKYO

  • 2020/10/15
  • 2020/10/15
  • コイン東京編集部

米リップル社のRippleNetに大手決済会社が参加。B2B国境間決済ソリューションを効率化

米リップル社とカナダの大手決済会社Cambridge Global Paymentsとの提携が明らかになりました。10月14日の発表によると、Cambridge Global PaymentsはB2B顧客を対象とした国境間ペイメントの効率化に向けて、グローバル決済ネットワークであるRippleNetを活用します。



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米リップル社のRippleNetに大手決済会社が参加

創業25年のFX企業Cambridge Global Paymentsは、14,000社以上のグローバル企業に信頼された、国境間ペイメントソリューションを提供しています。Cambridge Global Paymentは、通貨リスク軽減技術に精通しており、大企業から中小企業まで、広範なビジネスとグローバルな金融市場を結びつけています。また、Cambridgeの親会社FLEETCOR Technologies(NYSE:FLT)はフォーチュン1000社、S&P500;に含まれるグローバルなビジネス決済会社であり、FLEETCORの年間収益は24億ドル、時価総額は220億ドルとなっています。

Cambridge は2018年に、XRPをブリッジ通貨に使用するリップル社の国際送金プロダクト「ODL:On-Demand Liquidity」をテストしていました。このほど正式に提携関係がスタートしています。

パイロット段階では、現行の平均2日と比較して、支払いの時間が99%短縮されたとのこと。Cambridgeは、最新のパートナーシップにより、新たな透明性と確実性が生まれたと述べており、RippleNetの導入により送金ルートの追加を検討しています。同社のマーク・フレイ社長は特に、アジア太平洋地域へのリーチ拡大を示唆しています。

Juniper Researchの調査によると、B2Bの国境間決済の総額は、2020年の27兆ドル規模から、2022年には35兆ドルへと、30%近い成長が予測されています。遅延時間を短縮できるRippleNetのアドバンテージが、中小企業のビジネス拡大と成長の鍵を握ります。


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