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  • 2020/10/26
  • 2020/10/26
  • コイン東京編集部

「ビットコインは金と代替通貨の座を競う」-JPモルガンがミレニアル世代・機関投資家の傾向に基づいて報告

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「ビットコインは金と代替通貨の座を競う」-JPモルガンがミレニアル世代・機関投資家の傾向に基づいて報告 +仮想通貨ニュースサイト コイン東京
JPモルガンは、ミレニアル世代が代替通貨に殺到することで、ビットコインが上昇すると見ている。アナリストは、「ミレニアル世代が投資家の世界のより重要な構成要素となることを踏まえて、ビットコインが代替通貨として金とより競合することになり、ビットコインの長期的な上昇余地は相当なものになると考えられる」と指摘した。



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ビットコインは金と代替通貨の座を競う

約1年前、チャールズ・シュワブは、グレースケール・ビットコイン・トラストがミレニアル世代の退職金口座(401kを含む)の5番目に大きな保有資産であり、資産のほぼ2%が割り当てられていると報告した。「代替通貨」に対する世代間の見方の差異を浮き彫りにした。

ビットコインは昨年以来初めて13,000ドルを超えてきている。SquareとMicroStrategyによる購入に続いて、Paypalが仮想通貨売買の導入計画を発表したが、JPモルガン・クオンツのNick Panigirtzoglou氏は「Flows and Liquidity」で、「これはビットコインの企業支援に向けたもう一つの大きな一歩であり、ミレニアル世代がビットコインを代替通貨として使用することを促進し、時間をかけて強化していくと我々は考えている」と書いた。

オルタナティブ投資の人気が高まる一方で、若い世代はビットコインを好み、上の世代は金を好んでいる。金とビットコインのそれぞれの投資商品は2020年に大幅な資金流入を示している。

Panigirtzoglou氏は2つの資産への流入の結果として、相関関係の変化を指摘している。ビットコインと他の資産クラスとの間の相関パターンに変化が生じ、ビットコインと金の間の正の相関が高まり、ビットコインとドルの間に負の相関が見られるようになった。

さらに、ミレニアル世代による米国株とビットコインの同時購入により、2020年3月以降、ビットコインとS&P500の相関を高まっている。金とS&P500との正の相関も今年に入ってから高まっている。つまり、ビットコインも金も今年の動きからリスク資産としての性質が強まっている。JPモルガンによれば、若年層の投資家はビットコインを安全資産というよりは、代替通貨と見ている可能性が高い。

ミレニアル世代が今後、投資市場の重要な構成要素となっていくことを踏まえると、ビットコインは今後数年で代替通貨として金との競争が激化する可能性がある。これが金の低下につながるかは別問題だ。しかし、金の市場規模を考えると、「代替通貨」として金と競うことで、ビットコインに大規模な資金流入があると示唆されている。

ビットコインの時価総額を2400億ドルとすると、金のETFの時価総額2,100億ドルに匹敵する。しかし、投資対象としての金の主戦場は現物だ。中央銀行の保有量を除いた金の現物市場は42600トン、2.6兆ドルに上る。理論上、ビットコインが金の市場と比肩するには、10倍に上昇することを意味している。JPモルガンによれば、長期的に金のわずかな組み換えでも、「ビットコイン価格がここから2倍または3倍になるだろう」としている。

JPモルガンは、ミレニアルと企業によるビットコインの支持に加えて、機関投資家の関心が高まっていると書いている。CMEビットコイン先物の建玉は第3四半期に1日あたり平均10500枚を記録しており、前期比32%増、2019年第3四半期比で127%増加した。JPモルガンはさらに、ビットコインがストアオブバリューだけでなく、支払い手段としての有用性により価値を高めると加えた。


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