ETH/BTCの日足チャートを分析していきます。10月14日より下降チャートを形成したイーサリアム(ETH)は、4月から7月までのレジスタンスラインであった0.0261BTC台近辺で一度強い反発の値動きを見せました。
イーサリアム(ETH)の反発は一時は10月14日から形成された下降トレンドラインを上回る値動きを見せたものの20日移動平均線に接触した形で上昇の値動きを止めています。
その後上値を切り下げながら再び11月5日時点の安値近辺まで下落しています。
移動平均線をレジスタンスラインとし、前回の安値へ接触。更に安値接触後も現在のところ反発の兆しを見せていないイーサリアム(ETH)は、今後更に下値更新する値動きが見られる可能性が高まっています。
ETH/JPYの日足チャートを分析していきます。対BTCチャートでは下値を徐々に切り下げ、更に下降チャートを形成する可能性もあるイーサリアム(ETH)。しかし対法定通貨チャートでは非常に強い上昇の値動きを見せています。
本日11月18日までに2020年の最高値である9月1日の高値まで上昇しているイーサリアム(ETH)。9月1日の高値は2020年の最高値であると同時に2019年以降の最高値でもあるため、今後更に上昇の値動きを見せる場合、売り仕掛けと接触する可能性はあります。
しかし現在のイーサリアム(ETH)チャートを週足で確認する場合、9月時点の高値更新時のローソク足には非常に長い上ヒゲを伴う陰線となっているのに対して、今回の高値接触時のローソク足はこれまで陽線を連ねている形となっています。そのため9月時点と比較すると勢いだけの上昇というよりも確実に上値を切り上げてきた形となっていることがわかります。
対BTCチャートでは20日移動平均線接触後、前回の安値に接触を見せているイーサリアム(ETH)。接触時のローソク足には未だ下ヒゲも形成されていないことから、売り圧力は継続。今後更に下値を更新する可能性があるでしょう。
対して対法定通貨チャートでは2019年の最高値に接触するところまで上昇しています。今後更なる上昇の値動きにも期待したいイーサリアム(ETH)ではあるものの、仮に2020年の最安値に接触したことをきっかけに反落の値動きへ切り替わる場合、MACDではダイバージェンスも発生してしまうことになります。
そのため今後の長期的な上昇トレンドを継続させるためにも、今回の2019年以降の最高値は確実に超えていきたいところです。
イーサリアム(ETH)チャートで今後注目したい価格帯として、前回の安値近辺でもあり、4月から7月までのレンジ相場のレジスタンスラインでもあった0.0261BTC台で下落が止まるのか注目です。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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