2021/01/03
2021/01/03
コイン東京編集部

3万ドル突破のビットコインに機関投資家が殺到。押し目を待つ投資家は「5万ドル～10万ドルで買う羽目に」

ビットコインのオンチェーン・データが機関投資家の「FOMO（取り残されることへの恐れ）」を表している。CryptoQuantによると、米国の取引所Coinbase Proは、2日に35,000ビットコイン（10億ドル以上）の出庫を観測した。ビットコインは、2日に29,800ドルから33,000ドル以上の新高値まで上昇し、3日に32,600ドル付近で取引されている。

3万ドル突破のビットコインに機関投資家が殺到

12,063 $BTC just flowed out from #Coinbase. It went to multiple cold wallets. Possibly OTC deals.

Breaking 30k is going to be tough, but institutions don't care. They just buy it more.

Chart https://t.co/fd0bnffmxI https://t.co/nxXkiZfIkJ pic.twitter.com/sRJPJAC5g9
— Ki Young Ju 주기영 (@ki_young_ju) January 1, 2021

ブロックチェーン分析会社CryptoQuantのKi Young Ju CEOによると、Coinbase Proからの大量出庫は通常、取引所のOTC（相対取引）デスクと直接紐づいており、購入されたビットコインはCoinbaseのコールドウォレットへと送られる。

1日には同じ取引所から12,063ビットコインが引き出されており、今年最初の2日間で少なくとも47,000ビットコインがCoinbase Proから引き出されてきた。同期間のビットコインのマイニング総量1,700ビットコインを遙かに上回る高い需要を表している。

Everyone waiting to "buy the dip" or waiting for "the big correction" will end up fueling the $50K to $100K pump.
— Charles Edwards (@caprioleio) January 2, 2021

今回の上昇相場は機関投資家主導と見られており、押し目を待つ一般投資家も少なくない。しかし、Capriole Investmentsの創設者Charles Edwards氏は、こうしたビットコインの下落を待つ人々は結局のところ、5万ドル～10万ドルで購入する羽目になると指摘した。

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