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  • 2018/01/19
  • コイン東京編集部

仮想通貨ビットコインの切り札"ライトニングネットワーク"とは?いつ実装される?問題点やデメリットは?

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Segwitの本当の意味

2017年8月に、ビットコインはSegwitを実施しました。
当初Segwitは『スケーラビリティ問題』を解決し、送金遅延や手数料高騰を解消すると言われていましたが、
ビットコインの取引量が増加した今、それらの問題は解消されておらず、むしろ深刻化している状況でした。
(但し、セキュリティ面の強化は間違いなく行われています)

問題が深刻化した事により「ビットコインは決済としての機能を充分に果たせないのでは?」と疑念を抱いた投資家からビットコインの終焉論まで囁かれ出したのですが、実はSegwitの真の目的には"ライトニングネットワーク"を導入する為の土台作りにあったとも言われています。
Segwitは決してスケーラビリティ問題を解消する為の"緊急処置"では無く、飛躍的なアップグレードを遂げる為の"段階"に過ぎ無かったという事でしょう。

ライトニングネットワークにより可能とされること

・手数料0(もしくは限りなく0に近い手数料)
・マイクロペイメント決済(1円の決済が可能に)
・億単位のトランザクション処理
・超高速決済

2018年1月時点では、ビットコインの送金手数料に約2500円前後、送金時間に2時間前後を要しています。
それらの問題がライトニングネットワークによって解消されると期待され、現在開発が進められているのです。
今まではマイクロ決済をする際に、それを上回る手数料が発生してしまう為に、マイクロ決済は断念されていましたが、
いよいよ実用化が可能となってきています。
これは非常に革新的な事でして、もしライトニングネットワークで様々な実店舗への決済が仮想通貨で可能になれば、本格的にクレジットカードや法定通貨の使用が不要となるかもしれないのです。
もちろん、まだまだ道のりは非常に長いのですが、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するばかりか、仮想通貨の利便性を飛躍的に高める可能性を秘めています。

ライトニングネットワークの仕組み

そんな大きな期待を寄せられているライトニングネットワークですが、どのような仕組みなのでしょうか。
ライトニングネットワークは、レイヤー2ソリューションと呼ばれています。

現在のビットコインは"オンチェーン"と呼ばれる、ブロックチェーン上での取引になります。
レイヤー2ソリューションの場合は、ビットコインのブロックチェーンの上に、別のチェーン(オフチェーン)を備えるイメージです。
そのオフチェーンを併用すれば、ブロックチェーンの負担を削減する事にも繋がります。
そしてオフチェーンを活用した送金方法をペイメントチャネルと呼ぶのです。

ペイメントチャネルはマルチシグと呼ばれる複数の秘密鍵を活用して、送金をする2者間の取引をオフチェーンで行います。
但し、ペイメントチャネルは2者間での取引しかできません。
それを"ネットワーク化"させたのが、ライトニングネットワークです。
つまり、AさんがDさんに送金を行いたい場合は『A→B』『B→C』『C→D』と、それぞれのペイメントチャネルを経由させるのです。
この仕組みにより、実際はA→Dに届くまでに何人かを経由させているのですが、システム上ではAがDに直接渡したという認識になり、手数料などを省く事が可能となっています。

「あれ?第三者を経由させるという事は、CさんがAさんの送金を持ち逃げしないの?」と心配になるかもしれませんが、ライトニングネットワークではそのような不正はできかねています。
ビットコインの従来のトラストレスの送金が可能となっているのです。

ライトニングネットワークの課題

ライトニングネットワークが有効化されるには、そのネットワークにある程度の金額が常にデポジットされていなければなりません。
つまり、特定の人物による金額デポジットの依存が生まれた場合、それは中央集権的になる可能性が生じるのです。
また、オフチェーンにより手数料が安くなるという事は、マイナーが稼げる金額にも影響を及ぼす可能性が生じます。
そこで、マイナーからは反発を受けているという説もあります。

ライトニングネットワークはいつ導入される?

ライトニングネットワークでの決済は、2017年末にテストが成功したとの報道が上がりました。
その様子は実際に動画(https://youtu.be/a73Gz3Tvx3k)でも公開されています。
実用化にはまだ多数の障害を乗り越えなければならないでしょうが、2018年内には実用されると予測されます。
ライトニングネットワークによる決済が実用されれば、おそらく新たなビジネスの誕生も期待され、ビジネス界に
大きなインパクトを与えるでしょう。
また、ビットコインも再注目され、今以上に取引の活性化へと繋がるかもしれません。

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