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  • 2018/01/30
  • コイン東京編集部

仮想通貨イー サリアム(ETH)とは?Dappsとスマートコントラクトが今後世界を変える?

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仮想通貨時価総額ランキング第2位のイーサリアム。
2015年7月にリリースし、常に業界内の注目を集めている通貨です。
世界の企業からも注目を集め、次世代のテクノロジープラットフォームとして期待されています。

イーサリアムの歴史

イーサリアムは2013年に、若き天才と言われるヴィタリック・ブテリン氏により設計が始まりました。
そして2014年にプレセールで販売し、2015年7月にリリースへと至ります。

イーサリアムは4段階のアップデートを前提に開発されました。

2015年リリース当初のバージョンがフロンティア
2016年3月~ホームステッド
2017年10月~メトロポリス(注1)
未定:セレニティ

(注1)メトロポリスは2段階に区分されており、現在は1段階目のビザンチウムが既に完了しています。

フロンティアではイーサリアムの基本的な機能を実験的に導入しました。
本番環境を行う前のB版のようなものです。
そしてホームステッドで安全に多くの人が利用できるプラットフォームへと進化。
イーサリアムを送金する際の手数料である『gas』はここで生まれたのです。

メトロポリスの1段階目であるビザンチウムではプールオブワーク(POW)からプールオブステーク(POS)への以降準備、Zcash(注2)と共同で匿名性強化、など次々とバージョンアップされています。

(注2)Zcash(ジーキャッシュ)とは分散型の暗号通貨

今後控えているメトロポリス2段階目のコンスタンティノープル、そして最終形態セレニティーへと進化し、イーサリアムはPOWからPOSへの移行を完了させ、より安全で安定的に可動するイーサリアムプラットフォームが完成する予定なのです。

イーサリアムの特徴

イーサリアムの通貨単位は『ETH』です。
ビットコインは”決済”を主目的に作られた通貨ですが、イーサリアムは決済に加えて『スマートコントラクトの実装』や『Dappsの構築』を行うことができる『分散型プラットフォーム』を兼ね備えています。
分散型プラットフォームとは”管理者のいない生成所”みたいなものです。
つまり、このイーサリアムのプラットフォームを利用する知識があれば、誰でも『スマートコントラクトの実装』や『Dappsの構築』が可能なのです。

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは『契約の自動化』です。
自動販売機を例にして説明される事が多いので、当記事でも自動販売機を用いてご説明させて頂きます。
自動販売機は「ユーザーがお金を入れる」→「商品を選ぶ」→「商品がでてくる」 と、一連のアクションが無人でなされます。
この”無人で取引を正しくおこなう”システムがスマートコントラクトなのですが、実際に自動販売機の場合は”水のところにジュースが入っていた”等のトラブルが起きる可能性が潜んでいますよね。
しかしスマートコントラクトでは、ブロックチェーン上で記録を事細かに管理していて、尚且つ第三者の監査も入ります。
なので”水のところにジュースを入れる”という間違いも起きないですし、そもそも”水のボタンを押した”という証拠も残っているので、不正や事故が起きなくなります。
つまり、”不正や事故が全く起きない(と言われている)”非常に安全な契約をする事ができるのです。
そしてその契約が、管理者を必要とせずに実行されます。

これは画期的なシステムで、今後は【賃貸契約】【保険】などにも使われるのでは無いかと言われていまして、実際にアメリカのとある地域でそれらの実験が始まっている所もあります。

Dappsとは

Dappsとは、分散型アプリケーションの事です。
もっと詳しく説明すると『管理者がいなくても正常に動作するアプリ』です。
それをイーサリアムのプラットフォームから生成できるのです。
もちろん、そこにスマートコントラクトを導入する事も可能なのです。

現在非常に多くのDappsが出来ていて、その内の1つとして『Crypto kitties(https://www.cryptokitties.co/)』というアプリが有名になりました。
ヴァーチャルな猫を育成、コレクション、そして他ユーザーと交換をETHでできるアプリです。

このようなアプリケーションの実現を、イーサリアムは可能としたのです。。
そして『Crypto kitties』のように魅力的なアプリが増えれば増えるほど、イーサリアムのネットワークの価値も増すのです。
現在はICOのプラットフォームとしてもイーサリアムが使われることが多く、イーサリアムを基に多くのプロジェクトが生まれています。

世界が注目している

企業レベルでイーサリアムをビジネス社会で活用していくことを目指し、2017年2月「イーサリアム企業連合(エンタープライズイーサリアムアライアンス/EEA)」が設立されました。当初参加企業は30社程度でしたが、2018年1月時点では200社以上となりJPモルガン、マイクロソフト、IBM、インテルなど世界経済を牽引する企業が数多く加盟しています。日本からもTOYOTA、KDDI、三菱東京UFJなどが参加しています。

2018年、国際経済フォーラム(ダボス会議)にEEAが出席するようなので、いかに注目されているかが分かります。

現在の課題・そして未来

イーサリアムは『ワールドコンピューター』を目指していると言われています。
世界中のコンピューターを繋げ、規制や管理されず、24時間365日自動で動き続ける。
イーサリアムを通して様々なプロジェクトが生まれ、アイディアが国境をこえていく。

しかし仮想通貨、ブロックチェーン業界はまだまだ発展途上で、それはイーサリアムにおいても同じです。
セキュリティーの問題、法整備の問題等ありますが、直近で取りざたされているのがスケーラビリティ(注3)の問題です。

(注3)ブロックチェーンを基盤としたネットワークにおけるスケーラビリティ問題にはユーザーの増加とノードの増加という2つの側面があります。ユーザーの増加は単純にトランザクションが増えることで、ブロックチェーンがそれを処理しきれなくなり送金遅延や手数料増加が起こります。

ここでこの問題解決案として浮上してるのがシャーディング(Shading)です。

現在、イーサリアムでは一つのトランザクションに対しネットワークを構築する全てのノード(注4)が一斉に検証作業を開始してしまいます。
この作業は非常に非効率で無駄が生じます。

(注4)ノードとはマイニングに使うパソコンの事

シャーディングはこの検証作業をシャードと呼ばれる複数のグループに役割分担し、並列化していく事で効率よく処理して行くことを目指しているのです。

スケーラビリティの問題が解決されれば飛躍に繋がります。
現状はまだ難しいかもしれませんが、技術というのは進化していくものです。その先にある未来がどう変わっていくのか楽しみでなりません。

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