COIN TOKYO

  • 2018/02/06
  • 2018/02/06
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコインが再び8,000ドルを下回り暴落中

仮想通貨市場全体では600億ドルの下降に

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・ビットコイン価格が月曜日に4日間で3回目の8,000ドル割れを
・24時間で、仮想通貨市場全体から600奥ドルの価値が失われた
・中国とインドの厳しい規制の見通しは、テザーが市場を上回る可能性があることを示し、Lloydsのような銀行はクレジットカードによる仮想通貨の購入を禁止している

ビットコインは、月曜日に8,000ドルを下回りました。これは、4日間で3回目のことです。仮想通貨市場の全体の価値としては、600億ドル以上失われました。

CoinDeskによると、ビットコインの価格は、月曜日に7,178.65ドルと低く、午前中の取引の大部分で8,000ドルを下回っていたそうです。これは、11月16日以来の最低価格です。CoinDeskのビットコイン価格指数は、仮想通貨取引所Bitstamp、Coinbase、itBit、Bitfinexの価格から算出しています。

金曜日には、11月24日以来、初めてビットコイン価格が8,000ドルを下回りました。その後、週末は9,000ドルを上回りましたが、日曜日にはまた8,000ドルを下回りました。

この傾向はビットコインだけではありませんでした。イーサリアム、リップルを含む他の主要な仮想通貨の価格も、過去24時間で急降下しました。CoinMarketCap.comのデータによると、仮想通貨市場全体の時価総額または価格は、アメリカ東部時間の月曜日午前11時23分時頃に約3,500億ドル付近まで下がりました。24時k何では、約677億ドル減少しました。

中国とインドの脅威

仮想通貨について、不安材料となるニュースがたくさんあります。規制が厳しくなることは、価格を左右する重要な要因だったようです。

月曜日、中国人民銀行と密接な関係のあるファイナンシャルニュースは、中央銀行が仮想通貨取引やいわゆるイニシャル・コイン・オファリング(ICO)の発行に関するすべてのプラットフォームを禁止すると報じました。これまでは国内の仮想通貨取引を取り締まっていましたが、これからは外国のプラットフォームへも取り締まりを拡大していくようです。

―今後、関連するもの(プラットフォーム)は発見次第、閉鎖されるでしょう。また同時に、状況の変化に伴い、さらなる規制措置が講じられるでしょう― ファイナンシャルニュース

インドのArun Jaitley財務相は、先週、インドは仮想通貨を「排除」したいと考えていると発言しましたが、インドは仮想通貨投資家がそんなに多い国ではなく、まだ明確な行動に移してはいないようです。

クレジットカード使用不可に

主要な銀行は、仮想通貨購入のためのサービスを制限し始めました。月曜日、イギリスの大手金融機関ロイズバンキンググループは、クレジットカードによる仮想通貨の購入をできなくする、と発表しました。これは、先週に同様の方針を発表したアメリカの銀行JPモルガン・チェース 、バンク・オブ・アメリカ、シティグループに続くものです。

特にテザーと呼ばれる仮想通貨の問題をはじめ、その他の懸念も仮想通貨市場にはあるようです。何人かの専門家は、米ドルに紐づけられているテザーは、ビットコイン価格を支えるために生み出される可能性がある、と示唆しました。

100,000ドルになる可能性も?

それでも、依然強気な声もあります。

ビットコインの正式な価格目標を発表した唯一のウォールストリートストラテジストであるFundstratのTom Lee氏は、1月にはビットコイン価格が「非常に低く」なるため「2018年最大の買い時」だと話しています。

また先週、ビットコインの目標価格を25,000ドルに維持した、との報告書も発表しました。

2017年の最初、仮想通貨の回復を予想したSaxo Bankのアナリスト、Kay Van-Peterse氏は、今年、ビットコインが50,000ドルから100,000ドルまで上がる可能性があるとCNBCに語りました。

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