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  • 2018/02/09
  • コイン東京編集部

仮想通貨Zcash(ZECとは)?特徴や将来性について解説します

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Zcashは「ゼロ知識証明」という技術によって、匿名性だけでなく非連結性も達成しています。匿名性とは、送金元アドレスや送金先アドレスの確認ができない事でして、非連結性は取引履歴(金額)を非公開にできるものです。
匿名性の強い通貨を「匿名通貨」と呼んだりしますが、Zcashはその匿名通貨の中でも、特に強いプライバシー保護技術を持つ仮想通貨と言って良いでしょう。

Zcashの概要

通貨名    ZEC
公開日    2016年10月28日
最大供給量  21,000,000
マイニング  PoW

ゼロ知識証明を用いた高い匿名性

ゼロ知識証明とは、取引に対して「その取引が正当である」と、その取引の情報開示をせずに証明する手法です。
「その取引内容は言えないし見えないけど、取引の内容に問題は無いよ」と保証します。
それはブロックチェーンやzk-SNARKプロトコル(ゼロ知識証明を可能にする技術)の正確な情報保証と高度な技術力により実現されました。
Zcashは送信者、受信者、全ての情報を非公開にすることができ、プライバシー保護の強い匿名通貨となったのです。

また、匿名送金と情報オープンの送金を随時選べるのも強みでしょう。

マイニングにアルゴリズムにEquihashを採用

マイニングはビットコインと同様でPow(Proof-of-Work)ですが、少しだけ”違い”があります。それは、ビットコインではマイニングにAsicを使ったマイナーが有利な設計となっているのですが、ZcashではそのAsicの優位は無いのです。
つまり、中央集権化が防ぎやすくなっています。

第2のビットコインと言われる理由

Zcashは、ビットコインと共通する部分が多く存在します。1つ目は、最大供給量が同じ2,100万枚だということ。2つ目は半減期が同じ4年に1度訪れると言われていることです。半減期とは、仮想通貨の一つの通貨取得手段であるマイニングを沢山の人が行い続けると、すぐに、その通貨の最大供給量に近づいてしまう為、ある一定の供給量になったら通貨の取得料が半減される時期の事を指します。この半減期がビットコインとZcashは同じ4年に1度と言われているのです。3つ目はトランザクション(取引)の合意方法が同じだということです。この3つの共通点があることから、Zcashは第2のビットコインと言われています。

Zcashの現状

Zcashは、開発当初の大暴騰と大暴落が話題になりました。公開日よりその通貨価格が53万まで急上昇したZcashは、その後4,000にまで大暴落した経歴を持ちます。これは投機目的だった出資者が一気に売りに出した事が大きな原因といわれています。しかし、そこから現在に至るまで徐々に上昇チャートになり安定してきています。その理由は多くあります。

1.ゼロ知識証明技術が、世界的な大手銀行JPモルガンと提携

公開当初に大暴落したZcashですが、その後、ゼロ知識証明の評判は各界から高く、世界的な大手銀行であるJPモルガンとの提携を発表しました。Zcashそのものと提携した訳ではありませんが、JPモルガンもゼロ知識証明に関して最先端技術と賞賛しており、Zcashの価値が再び上昇を始めたのもこの出来事が大きなきっかけだと言われています。

2.著名人からも注目の声

他にも著名人から注目しているという声が多く発信されました。中でも元NSA、CIAである、エドワード・スノーデン氏も「ビットコインの代わりとなる」とゼロ知識証明の技術に注目しているとコメントを発信しています。

Zcashの将来性

Zcashは2018年内に2つのアップグレードが予定されています。テストネットワークのアップグレードは2018年6月、Saplingネットワークアップグレードが2018年9月に行われます。このアップグレードにより、セキュリティー、性能、暗号技術を向上される予定です。また、スマートフォンに独自の暗号化技術が導入され、20億人のユーザーが利用可能になるともいわれています。

更にZcashは、現在匿名でのスマートコントラクトを実施する『Hawk』、そして匿名型のライトニングネットワーク『BOLT』にも着手しています。

(※)スマートコントラクトとは、契約を無人で行ったり、自動的にその契約通りに動きを行う仕組みです。
(※)ライトニングネットワークとは、次世代のブロックチェーンと呼ばれていて、送金手数料や送金時間が大幅に削られると言われています。


しかし匿名性が高いので、マネーロンダリングや不正送金の利用や、送受信者が不明のため税金の徴収ができないという問題が起こってしまうと懸念されています。このためZcashが規制や禁止になる可能性も考えられます。
Zcashは強い匿名性により、その他の通貨よりも自由な通貨である反面、規制などで取り扱いができなくなる可能性もあります。

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