NEM.io財団の社長であるロン・ウォン氏 は「仮想通貨取引市場で行われている価格操作はやむを得ないことだが、市場が成熟するにつれ消滅するだろう」とCNBCに話しました。
「規制当局は習熟途中にあり、そのほとんどが、仮想通貨取引所において、仮想通貨をどのように規制し、いかに注視して行くかという点では十分な知識と経験がありません。色々考慮するにあたり、取引所と規制当局は、グローバルな視点から見て集うべきであり、次の段階にどう進むかについての方法について結論を出すべきです」とウォン氏 は述べました。
また「価格操作が懸念されている限り、またNEMが懸念されていても、わが財団は価格よりも技術の推進に強く関心があります」とウォン氏 は付け加えました。NEM.io財団は、 NEMブロックチェーンテクノロジー・プラットフォームの推進をしています。
これは、仮想通貨TetherとBitfinexが規制当局に召喚された話が出たあとで、仮想通貨取引所のBitfinexによる市場価格操作についての懸念が高まっているということから起因しています。
先月のコインチェックのハックは、5200万XEMが盗難の被害にあいました、NEM Foundationの仮想通貨です。ウォン氏はCryptonews.comに、この盗難は、財団の技術には全く影響がないと語っています。
参考
https://cryptonews.com/news/nem-president-price-manipulation-is-unavoidable-1212.htm