2018年2月20日に、南米に位置するベネズエラが、国家として独自の仮想通貨「Petro(ペトロ)」を
発行する事を発表しました。この仮想通貨は、同国の石油資産によってその価値が担保されるとされていますが、現時点では詳細に関しては不透明です。国家の独自通貨は、様々な国で開発が進められているとされていましたが、公式に発行されるのは世界で初めてです。仮想通貨界にとって歴史的な日となるかもしれません。
また、その仮想通貨「Petro(ペトロ)」では、日本国内でも人気を集めている仮想通貨「NEM」の技術が使われているとして、話題になっています。以下はNEM公式アカウントからのツイートです。
The NEM technology is freely open to any individual or organization that wants to use it. The NEM Foundation abstains from political endorsements. We can confirm that the Venezuela Government is intending to use the NEM Blockchain. https://t.co/Ntl9qIIBCb
— NEM (@NEMofficial) 2018年2月21日
"NEMのテクノロジーは、この技術を使用したい個人や組織に自由に公開しています。NEM財団は誰の推薦も受けていません。私たちはベネズエラ政府がNEMブロックチェーンを使用しようとしていることを確認いたしました。"
NEMはベネズエラと直接提携などを行っているわけではありませんが、NEMの技術はオープンソースになっていて、今回Petroの開発チームはその技術を用いた模様です。
Petroは世界初の国家独自通貨になるので、今後の進捗に世界中から注目が集まっています。