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  • 2018/03/09
  • 2018/03/09
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

「リップル(XRP)は業界に大きな影響を与える最初の仮想通貨となる可能性があります」ーCraig Cole

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ビットコインは、数ドルで取引されている頃に購入していた投資家に富をもたらしました。このまま価値が上がり続ければ、より多くの投資家がその恩恵を受けることができます。しかし、そうはならない可能性が高そうです。価格が10,000ドルを超えていると、利益を得にくいためです。

リップルは1ドル以下で取引されています。いつの日か、リップルが次のビットコインとなると考えている専門家がいます。

CryptoMapsのCraig Cole氏は、このうちの1人です。

―リップルは仮想通貨をより主流なものとする一助となる可能性があります― Craig Cole氏

取引速度が速く、手数料が安ければ、仮想通貨は金融システムに受け入れられやすくなります。これが、今年リップルの価値が劇的に上昇した理由の1つです。リップルは金融機関のコスト削減の一役を担っており、決済フローにさらに浸透することが予想されています。価値は確実に高まっており、業界に大きな影響を与える最初の仮想通貨となる可能性があります。そうなった場合、ビットコインのようにメジャーなものになるかもしれません。

ロングアイランド大学ITRCのJohn-Paul McCaffrey准教授もこれに同意しています。

―リップル(XRP)を扱う取引プラットフォームは現在ありませんが、思っているよりも早く状況は変わる可能性があります。Coinbaseは、取扱い仮想通貨リストにXRPを追加する予定です。これだけでも、新たな関心を引くことになるでしょう― John-Paul McCaffrey准教授

―2018年にリップルが急成長する可能性があります。2019年にはその可能性がさらに高いとみられます。市場においてXRPのような他のアルゴリズムでコード化されているプロジェクトが増えると、ETHは次の大きな仮想通貨となる可能性が高いでしょう― Pinnacle Brilliance Systems Inc.のリードシステムデザイナー Roman Guelfi-Gibbs氏

リップルがビットコインに追い付こうとしていることについて興味を持っている人はRoman Guelfi-Gibbs氏のような一部の人のようです。

リップルが2018年に簡単に地位を上げる可能性は低いです。理由は3つあります。

まず1つ目は、時価総額です。ビットコインは1,910億ドル、イーサリアムは840億ドル超え、リップルは350億ドル超えです。イーサリアムに取って代わるには、約490億ドルが必要です(これは、アイスランドのGDPの2倍以上である)。

次に、リップルの用途は資産の取引であり、日々の決済ではないということです。仮想通貨への消費者意識が今年以降に大きく上がると、多くの人の関心は投機的なものだけではなく、通貨としての使用になります。

最後に、リップルは従来の通貨で購入することができないということです。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入してから、それらで購入する必要があります。これは、ビットコインやイーサリアムの需要につながり、市場でトップ2の仮想通貨としての地位を固めることになるでしょう。

実際には、最後の理由は、今後は問題にはならないとみられています。最近、フランスの取引所「bitit.io」がリップルとライトコインを取り扱い始めました。これにより、リップルの購入がしやすくなるとこの取引所はいっています(どれほど簡単になるのかの具体的な情報や料金に関する情報を確認することはできませんでした)。

リップルがビットコインのように成長するまでにはまだ時間がかかる見込みです。

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