• 2018/03/12
• 2018/03/12
• コイン東京編集部 コイン東京編集部

Mt.Gox(マウントゴックス)の残り2000億円分の仮想通貨ビットコインの行方は？チャートへの影響はどの程度か？

Mt.Goxによる売却

東京都の仮想通貨取引所Mt.Goxは2010年に設立し、わずか4年で世界のビットコイン取引の70%以上を扱っていました。残念ながら、2014年に閉鎖し、その後、約850,000のビットコイン盗難に遭い倒産しました。

現在問題となっているのは、まだ債権者がおり、資金が不足しているということです。顧問弁護士の小林信明氏は、同社は昨年9月からの数ヶ月間で35,841ビットコインと34,008ビットコインキャッシュを売却しました。

業界の多くの人が、12月と1月の最近の価格低下トレンドとともに、ビットコインの価格を不安定なものとしているとみています。管財人は、まだ約166,000ビットコインを保有しているようです。その現在の価値は15億以上と推測されています。

多くの注目を集めていますが、悪いことばかりではありません。同社の破産に関する次の手続きは2018年9月18日までありません。その前に残りの166,000ビットコインを動かすことはできません。

何が起こったのか

3月初旬に発表された小林氏による取引の詳細は、2017年12月と2018年1月のビットコイン価格の下落に大量売却が影響していたことを示しています。取引の分析によると、2017年12月下旬から2018年はじめにかけての売却とビットコインの弱気な価格トレンドに相関関係が示唆されています。規制の強化、ハッキング、詐欺などにより、市場はさらに下降傾向にあります。

大量の仮想通貨を売る場合、売り手は低い価格を受け入れる必要があり、その結果、価格が急速に低下することにつながります。市場を注意深く観察しているトレーダーたちは、これを暴落の危機とみなし、さらなる低下の前に持ち分を売却するということがあります。雪だるま式に市場が急速に崩壊する可能性があります。

今後について

上記のように、次のMt.Goxの手続きまでに半年あり、その間は保有ビットコインの売却ができないということに希望を抱いています。日本のある投資家はTwitterで、9月18日というのは、すでに資産の売却は認められているために関係ないと主張しています。そのため、この投資家はより多くのコインをすぐに売却します。

Mt.Goxがどのような動きをしても、これからの販売はより透明性の高いものとなり、FUDおよび関連するビットコイン市場の低迷に影響は及ぼさないようです。

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