COIN TOKYO

  • 2018/03/13
  • 2018/03/13
  • コイン東京編集部 新崎優太

トムソン・ロイターとMarketpsychが「ビットコイン感情指数」の開発を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
トムソン・ロイター社は、仮想通貨トレーダーの投稿を追跡する感情測定ツールの開発を発表しました。このツールは、ビットコインと仮想通貨市場の大多数の感情を推測するために、何百もの主要なソーシャルメディアやニュースメディア上のビットコインに関する会話を追跡して分析します。

トムソン・ロイター「Marketpsych 3.0」を発表

トムソン・ロイター社はMarketpsych Data社と提携して、「Marketpsychインデックス・感情データフィード」の新バージョンをローンチしたことを発表しました。これにはビットコイン市場の感情の分析が含まれています。

新しいバージョン「Marketpsych 3.0」では、「400以上のニュースとソーシャルメディアサイト、多くの仮想通貨に特化したサイト」がソフトウェアの情報源に追加されました。ロイター社は「市場で動いている感情と話題」を掴むために「各サイトがスキャンされて即時採点される」と主張しています。

ロイター社の「Quant and Feeds」の統括責任者Austin Burkett氏は以下のように述べています:
「パッシブ運用や大量取引の継続的な増加に伴い、ニュースとソーシャルメディアは投資とリスク管理について、より重要な判断基準となってきています。金融市場の複雑さが増しているため、クライアントに対して関連データだけでなく、データの管理と分析を支援するツールも提供する必要があります。MarketPsych 3.0は、投資プロセスにおける新たな分析指標を付加価値として提供します。」

トムソン・ロイター社の仮想通貨サービス

トムソン・ロイター社は伝統的及び新興資産についてのインサイトを提供しており、現在発行しているメディアで「ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ビットコインキャッシュの価格」を公開しています。2016年、ロイター社は「BlockOne IQ」を発表しました。これは、トレーダーが仮想通貨を分析するためにロイター社の市場データシステムを使用できるツールです。

ロイター社によるMarketpsych 3.0の発表は、ファンドストラット社の役員トム・リー氏が「ビットコイン悲惨指数」とするビットコイン感情測定ツールを発表した1週間後に行われました。リー氏はCNBCのインタビューの中で現在の指数を18.8だと述べました。この数値は2011年以来最低です。

リー氏は、この指数を逆境の指標と表現して「直近4回は27を下回っています。ビットコインが反発しないことは1度もありませんでした。」と述べていました。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る