日本時間3月13日に、アメリカの証券会社ゴールドマン・サックスのSheba Jafari氏が率いるテクニカル分析チームは、ビットコインの価格が2月の安値を下回る可能性を秘めていると発信しました。今年2月のビットコインの安値は約5,922ドルであり、日本円では約64万円台にまで価格を下げました。更に一部の専門家達によると今回の大きな下落要因としてMt.Goxの大量のビットコイン売却が原因だと考えられているようです。
BTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。先週の3月8日より長く続いた下落を約90万円台で止め上昇に反転したBTCでしたが、約101万円台で上昇の勢いは無くなります。その後数回に渡り、価格の上昇を試みたBTCでしたが、3月14日夜中より遂に上昇を諦めた形となり、大きく下落をしました。下落したBTCは3月8日の最安値を更新する形となってしまいます。現在は82万円台にまで下落をしたBTCも少し回復し、再び約90万円台付近となっているのがわかります。下支えが無くなってしまったBTCは今後下落する場合、直近最安値である82万円台、節目の80万円台が意識されることになりそうです。
次にBTC/JPYの日足チャートをみていきます。ここ数日に渡って上昇したBTCは再び2017年12月の下降トレンドラインに反発するという形で下落をしました。一度は一目均衡表の雲内にも突入したBTCでしたが、再び雲の下に押し出された形となり、上値が更に重く感じます。12月の下降トレンドラインを意識すると、今後94万円台にまでは価格を回復する可能性も考えられますが、このトレンドラインを突き抜けるためにはかなりの勢いがなければ突き抜けることは難しそうです。
確定申告の期日間近という事もあり、数日前までもっていた上昇への勢いはなくなり、大きく下落する結果となってしまいました。日足チャートでは依然変わらず下降トレンド傾向であり、上値は重たく感じます。一度82万円台にまで下落したBTCの現在は価格を回復しつつある段階ですが、今もどこまで上昇への勢いが残っているかどうかがポイントとなります。再び昨年12月からの下降トレンドラインに接触するように試されてくる場合は、上昇への勢いは持続していると判断できます。しかし仮に上昇の勢いが残っていたとしても、今後も数度に渡る反発がある場合は、今回のような下落も再びみられる可能性があるでしょう。
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