COIN TOKYO

  • 2018/03/22
  • コイン東京編集部

リップル[XRP]が次の巨大な仮想通貨先物商品になる可能性

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イギリスを拠点とするスタートアップ企業クリプト・ファシリティーズ社は、仮想通貨リップル[XRP]の先物を、現在約18ヶ月間運用しています。コインデスク社の取材により、取引量と価格の相関性を示すデータが公開されました。そして今後CBOEとのXRP先物取引の可能性が報じられています。

同社のCEO Timo Schlaefer氏は最近のデータと傾向について、これまでのところ堅調に推移しておりXRP先物の利用者が拡大する見込みがあると見ています。「私たちはかなり多くの注文板を有しています。大手マーケットメーカーと協力して、さらに進化させようとしています。」

XRP先物は2016年10月から

昨年7月、LedgerXのビットコイン・デリバティブが米商品先物取引委員会(CFTC)に最初に認可されましたが、その数か月も前にクリプト・ファシリティーズ社はリップル社と提携し、英国の金融行為規制機構(FCA)の管理下でXRPの先物取引をスタートさせました。

12月にシカゴ・オプション取引所(CBOE)とCME グループが最初のビットコイン先物をスタートしたとき、クリプト・ファシリティーズ社自身のXRP先物は1ヵ月の取引量は1420万ドルでした。そしてCBOEの最初のビットコイン先物契約が切れる1月までに、クリプト・ファシリティーズ社のXRP先物の取引量は2倍の2460万ドルとなりました。

Schlaefer氏は「流動性はかなり高まっています。2月を通して取引量を増加したので、3月に新記録を更新するとを期待しています。」と述べています。

先物取引量と連動するXRP価格

Schlaefer氏は、現在協業を検討しているマーケットメーカーの情報を明らかにしていませんが、コインデスク社に対し注文数の推移データを開示しました。これがXRPの価格の推移を反映しています。

同社が2016年10月に正式に開始した現金決済のXRP先物取引量は、2017年3月まで月別で見て比較的平坦でした。しかしその翌月、3倍以上に増えて380万ドルとなり、翌月にはその4倍の1210万ドルに達しました。同時期にXRPの価格も同様の推移を見せて、4月の0.03ドルから5月中旬には0.34ドルへと上昇しました。その後、急激に下落しました。

しかし再度、2018年1月にXRPの先物取引量が2460万ドルに上昇すると、価格は3.53ドルに達しました。

coindesk

Schlaefer氏によれば、XRP先物の登録投資家の数は2,000〜3,000人で、クリプト・ファシリティーズ社の投資家総数の約30%を占めています。これらの取引のほとんどが個人投資家のカテゴリーに入ります。XRPは同社の成長機会であり、業界全体にとっても同様であると語っています。

「当社はさらに多様なユーザーベースを獲得したいと思っており、それは順調に進んでいます。」

CMEグループとクリプト・ファシリティーズ社の協業

将来的に新たなXRP先物の可能性を示す要因がいくつかあります。

時価総額550億ドルのCMEグループは既に独自のビットコイン先物の設立について、クリプト・ファシリティーズ社と協業した先例があります。*CME CFビットコイン参考基準レート(BRR)とCME CFビットコイン・リアルタイム指数(BRTI)。

CMEグループの代表は、XRP先物を具体的な検討についてコメントしませんでしたが、2016年にリップル社の5500万ドルの投資ラウンド・シリーズBに参加しました。その後CMEグループの役員Miguel Vias氏もリップル社のXRPマーケティングのトップに就きました。(2016年11月)

CBOEの広報担当者は、XRP先物についてのコインデスク社の取材に対し、昨年の同社CEOの声明を引用して「この取引所は仮想通貨オプションの追加に前向きです。」とだけ答えています。

CFTCから認可を得ているビットコイン・デリバティブの提供会社LedgerX社CEOの Paul Chou氏は、XRP先物の可能性を検討していると語りました。LedgerX社は昨年、現金決済のビットコインデリバティブを開設して以来、1億ドルの想定元本を売買してきました。

先物と価格操作

それでも、Chou氏は導入を遅らせる見通しを示しています。

例えば、LedgerX社にとってXRP先物の追加についての判断は、主にXRPの「持分の集中」の分析が鍵になると述べました。リップル社とXRPの関係についての懸念は、仮想通貨コミュニティ内でもよく知られています。例えばリップル社の従業員が大量のXRPを保有していると伝えられています。

XRPを強く求める顧客の要請に応えて、Chou氏はLedgerX社に調査部門を設立したと語りました。特に現金決済先物取引が開始された場合に、XRPの大量保有者による価格操作の可能性を検証しています。

最後にChou氏は以下のように述べました:
「通常、現金決済では価格が操作される恐れのある商材を扱いません。それでもXRPを欲しがるか、辞めておくかのどちらかです。」

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