COIN TOKYO

  • 2018/03/23
  • 2018/03/23
  • コイン東京編集部 新崎優太

ウォールストリートが遂にビットコイン(BTC)取引を開始、市場は加速するか

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高性能で先駆的なボットを持ち、ウォールストリートでも最大の投資会社のひとつがデジタル通貨に投資していた事がわかりました。ジェーン・ストリート・キャピタル社は、ETF、株式、先物、コモディティ、オプション、債券、為替、そしてビットコインで毎日130億ドルを取引する事を明らかにしました。

2017年は全商品で5兆6,000億ドル以上の取引をしました。ジェーン・ストリート社はビットコインを含む幅広い種類の資産クラスで56,000以上種類の商品を世界中で販売しています。

具体的に同社がビットコインをどのように取引しているかは不明ですが、ビットコインの現物を売買するのではなく、現金ベースの先物取引を行っているようです。

ビットコイン先物取引量は今年2月に約1,000件だったのに対し、3月は約3000件まで増加しました。

2018年2月-3月:CMEビットコイン先物取引量

仮想通貨の現物は取引しない

ジェーン・ストリート社は常にトレーディングの機会に最適なアプローチを取るとしています。より多くの仮想通貨関連商品が登場すれば、積極的に取り入れていくとしています。

オプションが利用可能になった場合に、ビットコインETFやイーサリアム先物取引も同様に取引される可能性があります。ただし、仮想通貨の現物は取引せずに、複雑な商品に限定すると推測されています。

他の投資会社も参加しています。先物取引を専門とするDVトレーディング社は、昨年12月「ウォッシュ・トレード(仮装売買)」について規制当局から570万ドルの罰金を科されています。

他にも、19,000種類以上の有価証券を扱うマーケットメーカー、ヴァ―チュ・ファイナンシャル社、そして約500人の従業員を抱えるジャンプ・トレーディング社などが挙げられます。

これらの企業は最近、ビットコイン先物の上場に伴って取引を開始しました。これは70%もの価格下落の時期と一致します。先物市場が始まる以前、主要なメディアは「ビッグショート(特大の空売り)」と報じていました。

先物が現物価格に影響を及ぼすか?

米ドルで現物のビットコインと決して接触しないことを考慮するならば、先物が現物価格に影響を及ぼすと言えるでしょうか?

考えられる一つの理由は単に「市場心理」でしょう。特にCMEビットコイン先物の開始の時期(12月18日)は顕著です。ビットコインの価格は下方に傾きました。

もう一つの理由は、現物のビットコインを購入する需要が減少したことです。代わりに、人為的に供給量を増加できるドルベースの先物に賭けられるようになりました。

先物は信用取引において3倍あるいは500倍の資本を借りられるため、投資家、特に短期トレーダーにとって魅力的です。

一方で、価格に頻繁に賭ける必要性があるため、1ヵ月または2ヵ月以上保有することを望む中長期投資家には魅力的ではありません。

しかし、先物市場で流動性と取引量がさらに高まれば、価格発見(price discovery) 機能が働いている可能性があると言えます。つまり先物は間接的にビットコインの現物価格に影響を及ぼす可能性があります。

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