ICO関連の会議の参加費は安くありません。スポンサーシップ費用は2万ドルから10万ドル、パスは2,000~4,000ドルです。1,000~8,000人の仮想通貨会議を開催するには、300,000~1,000,000ドルかかるそうです。残念ながら、これらのイベントの多くは完成度が低く、資金調達や人脈構築に役立ちません。
お金を無駄にしないためには、事前にしっかり勉強する必要があるようです。
どの会議に参加すべきか簡単に見分ける方法の1つは、スピーカーのリストを見ることです。判断基準となる約100名の仮想通貨およびブロックチェーン業界のリーダーがいます。例えば、CoinbaseのBrian Armstrong氏、RippleのChris Larsen氏、バイナンスのChangpeng "CZ" Zhao氏、ライトコインのCharles Lee氏、またはVitalik Buterin氏やNick Szabo氏が参加している場合は、ぜひ参加したいと考えるでしょう。このような会議であれば、たとえたくさんのスピーカーがいなくても、信頼性が増します。
たくさんの人々に参加してもらえるよう、会議には工夫がされています。公式サイトのトップスピーカーのリストに「招待」という言葉が入っている場合、間違いなく何か裏があります。「招待」はしていても、「参加」するとは限りません。イベント主催者が招待されたスピーカーから出席の返事を受け取っているのかどうかを調べる必要があります。
主催者の評判を調べることも重要です。以前に開催されたイベントのクオリティや数を調べることをおすすめします。写真や動画を確認し、コメントを必ず読むようにしてください。バックグラウンドをチェックし、関連するブロックチェーンや仮想通貨の経験がない場合は、ネットワーク作りには役に立たないでしょう。
主催者が過去に会議を成功させている場合や、スピーカーの強力なラインアップがあればより良く見えます。出席者の数も重要な判断材料です。トップの仮想通貨会議には、少なくとも1,000人以上が参加しているはずです。
KeynoteとBlockchain ExpoのMoe Levin博士は、何千人もの投資家や技術者を引き付ける高水準のイベント主催者の素晴らしい例です。 Devcon、Satoshi Roundtable、Credit Suisse Investment Conferenceは、重要な人脈を作り、貴重な洞察を得る機会を持つトップイベントです。
場合によっては、収入もイベントを判断する材料となります。例えば、石油原産国の億万長者が参加しているのに、4つ星ホテルでイベントを開催しているのであれば、不十分といえるでしょう。
参加している他の企業のバックグラウンドについても調査しましょう。思っているよりも評判の低い企業だと、イベントに参加する価値はありません。イベントのスポンサーについても同様の調査を行ってください。1人でも好ましくない履歴の人物がいる場合、会議全体の懸念事項となる可能性があります。
過去の会議や今後開催される会議をサポートするメディアを探すことも重要です。Forbes、Inc.、TechCrunch、トップの仮想通貨メディアなどの有力な出版社とのパートナーシップがあると望ましいです。このような評判の高い企業が意図的に詐欺の手助けをすることはないためです。
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