COIN TOKYO

  • 2018/03/30
  • 2018/03/29
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコインが遂に80万円台に接触、今後暴落の一途を辿るのか?-3月29日

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3月21日より下落が続いているBTCは、3月29日に遂に80万円台に接触を始めました。更にチャートでは値動きを徐々に収束させてきており、今後大きく動き出す可能性を示唆しています。今後80万円台を更に突き抜け、暴落してしまうのでしょうか。チャートを分析していきます。

3月29日、BTCは大陰線形成後、大台となる80万円台に接触

BTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。3月21日より本日まで下落を続けたBTCは、13時足にて大陰線を形成、その数時間後には大台となる80万円台に接触しています。80万円台に接触したBTCは一度下落を止め反発しますが、反発による強い買い圧力は現在確認されておらず、売り圧力のほうが強い可能性があります。仮に反発した場合はレンジ相場が継続となります。27日からの上値は徐々に切り下げてきており、意識される上値は節目でもある84万円台となりそうです。

日足徐々に収束、近々ブレイクする可能性高まるか?

次にBTC/JPYの日足チャートをみていきます。2017年12月からの下降トレンドラインと2月上旬からの下値ラインが徐々に収束されてきているのがわかります。そして収束点となる日は近い時期になると考えられます。下値の切り上がり方に比べ、上値の切り下がり方はとても大きく、下降三角系型に似たチャートの形となっています。そのため収束されたBTCは上放れよりも下離れする可能性が高まっているといえるでしょう。

現在の大台となる80万円台を下に突き抜けた場合、次に意識される価格は3月18日の78万円台となります。更に次に意識されやすい価格は2018年の底値となる64万円台まで下がる可能性も考えておかなければなりません。今年の底値である64万円台は強い支持線となり得る可能性がありますが、今後収束される価格帯とは大きく離れており、下離れを支持する役割は持っていないことも暴落の可能性を高める一つの要素といえます。

近々大きく動き出す可能性を持っているBTC、このまま悲観的な動きをみせるのか?

ローソク足の形をみると、ここ数日間のうちにBTCは大きく動きをみせる可能性が高まっています。更に動き出す方向性として、下落シグナルを複数出現させている点より、下離れに働く可能性が高まっています。今回の80万円台を反発する場合、新たなシナリオが生まれる可能性もありますが、このまま下落を続けた場合、暴落の可能性も頭に入れておかなければならないかもしれません。

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