COIN TOKYO

  • 2018/04/01
  • 2018/04/01
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコイン(BTC)がとうとう7,000ドルに触れる、逆風はまだ続くか

このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年はビットコインにとって悪夢のような年になりそうです。デジタル通貨は、アジアで3月30日の朝に7,000ドルに触れました。これは、年初から約50%の落ち込みです。4か月前には、2万ドル近くで取引されていました。

最近の損失は、ヨーロッパとアジアの仮想通貨の規制強化の動きに反応したものです。

日本では、金融サービス監査が厳しくなったことで、2つの仮想通貨取引所が3月26日の週に閉鎖されました。取引所であるMr Exchange(ミスターエクスチェンジ)と東京ゲートウェイは、いずれも日本の金融庁から許可を得ることができませんでした。

通貨ブローカー「Oanda」のアジア太平洋部門長、Stephen Innes氏は、「日本の規制強化は大きなマイナス要因である」と語りました。

日本は昨年、ビットコインやその他のデジタル通貨での取引が爆発的に拡大した国の1つであり、規模の小さい投資家が集まって価格を押し上げているようです。

最近の世界的なビットコイン取引の半分は、日本円で行われているそうです。

日本政府は昨年、ビットコインを通貨の一種として正式に認定し、ライセンス取引を開始しました。しかし、規制当局は、1月に取引所から約5億3,000万ドルのデジタル通貨が流出した後、業界の取締りを強化しました。

―投資家が仮想通貨のために借り入れられる金額を制限するというヨーロッパの新しい規制が、ビットコイン価格に影響する可能性があります― Stephen Innes氏

イーサリアムやリップルのようなビットコイン以外の人気仮想通貨も最近暴落しています。

ビットコインは今年、数々の挫折に直面しています。

3月26日の週、Twitter(TWTR)は、仮想通貨関連の広告掲載をやめると発表しました。Facebook(FB)とGoogle(GOOGL)の両社は、ICO、仮想通貨での資金調達などを含む仮想通貨関連の広告を禁止すると発表しました。

米国証券取引委員会(SEC)は、投資家が登録取引所でのみ売買するべきであると述べ、仮想通貨取引を規制しようとしています。

ビットコインは、2月初旬には7,000ドルまで落ち込みましたが、その後2月中に11,000ドル以上まで回復しました。

そして、3月30日午後までに、アジアでは、過去の損失の一部を回復し、7,000ドルまで回復する一歩を踏み出したようです。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る