COIN TOKYO

  • 2018/04/04
  • 2018/04/04
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)が急上昇、資金がビットコインからアルトコインへと流れ込む!今後も上昇トレンドを継続させるのか?-チャート分析4月4日

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4月3日より遂にリップルが高騰を見せ始めます。底値を0.000068BTC台にとったXRPは4月4日には0.0000746BTC台と約8%もの上昇をみせています。対するビットコインは4月2日より高騰、4月3日の昼過ぎには80万円台周囲で値動きを落ち着かせており、ビットコインからアルトコインへ転換が多くされている可能性が示唆されます。

0.0000746BTC台が一つの上値抵抗線に

XRP/BTCの4時間足チャートをみていきます。4月3日より高騰し始めたXRPは現在0.0000746BTC台まで価格を回復させています。3日から4日にかけて現在の価格で2度反発を受けており、0.0000746BTC台が一つの抵抗線となっているようです。現在3度目の抵抗線突破を試しているXRPは抵抗線を突き抜けた場合、一気に0.000076BTC台まで上がる可能性が高まります。逆に反発を受けた場合、再びBTCに流れ込む可能性が生まれます。

XRPに対してBTCは落ち着いた値動きを見せ始める

対するBTC/JPYの4時間足チャートでは3月3日の午後よりそれまでみせていた上昇に一巡します。4月4日に切り替わるタイミングで一度80万円台を試していますが、売り圧力、一目均衡表の雲の圧もあり80万円台を突き抜けることはできていません。XRPを含むアルトコインの高騰しているチャートをみると現在BTCからアルトコインに転換する投資者が増えており、BTCには売り圧力が生まれていると考えられます。

リップルの取引割合ではウォンとビットコイン取引が多く占める

XRPの取引別通貨をみてみるとBTCから多く取引されていることがわかりますが、それ以上に取引の約半分が韓国基軸通貨からの取引が多くされているようです。イーサリアムやライトコインなど他の人気アルトコインでのBTC取引割合は1/3から1/4とXRPよりも多く、XRPは対フィアットでの取引も多く行われ現在の価格上昇に繋がっていることがわかります。韓国では今年3月に大手銀行ウリィ銀行がリップルのソリューションを使用した送金テストに成功したことを発表しています。そのため底値到達した可能性が高まっているリップルは韓国取引者にとって絶好の買い場となった可能性があります。

今後、リップルの動きはどうなる?

現在多くのアルトコインの価格が急上昇をみせています。リップルも同様に価格を急上昇させています。対してBTCも80万円台を試している最中であり同様に上昇の機会を狙っています。ビットコインの価格に左右されたやすいアルトコインは、価格上昇を一巡した後、一度BTCに再び転換する投資者が増え、BTCの価格を大きく上げる動きがみられる可能性があります。しかしXRPの場合、BTC以上に韓国基軸通貨を中心としたフィアットの取引も多く行われているため、価格上昇一巡後も大きな反発はみられ辛い状況ともいえるでしょう。

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