COIN TOKYO

  • 2018/04/05
  • 2018/04/04
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)が80万円台に接触するも突き抜けられず!今後の注意ポイントは?-4月4日チャート分析

このエントリーをはてなブックマークに追加
4月2日より価格を大きく回復させていたビットコインは4月4日に遂に80万円台に接触します。しかし80万円台の売り圧力は強く、一度反発をされ、4月4日には大陰線を形成しています。順調な回復をみせていたビットコインに突如生まれた大陰線、今後ビットコインはどう動くのでしょうか。チャートを分析していきます。

80万台で反発をみせたBTCは下値支持線を突き破る大陰線を形成

BTC/JPYの1時間足チャートをみていきます。4月4日に一度80万円台に接触したBTCは反発し、4月3日12時からの下値支持線まで下落をします。この下値支持線は1時間足の一目均衡意表の雲のラインとも重なっており、強い支持力があったと考えられますが、4月4日18時台には下値支持線を突き破り大陰線を形成し、75万円台にまで価格を下げています。

一時期68万円台にまで価格を下げたBTC、更に4月3日からの上昇は急であったため、80万円台での反発は起きる可能性が高かったのは間違いありません。問題は4月3日正午以降からのネックラインと一目均衡表の雲が重なる下値支持線を大きく突き破った大陰線が形成されたことが今後の不安材料となります。このまま下落が継続し、75万円台を突き抜けるようであれば、4月3日からの高騰が結果イッテコイの形となってしまい、再び悲観的な動きをみせる可能性が高まってしまいます。

今回の下落にて逆三尊形成が間近に、反転のタイミングが重要に

BTC/JPYの4時間足チャートをみていきます。今回起きた反発にて逆三尊の形が形成しつつあることになります。ここからの下落で68万円台を更新しない限りは逆三尊の完成となり、本格的な上昇の可能性が高まります。3月31日と4月4日の上昇頂点を結んだ場合、形成完成は反転後、81万円台まで価格を上げた場合となりそうです。

今回の反発はどこまで価格を下げるのか?

80万円ラインに接触したBTCは今回大きく反発を起こしました。しかし4時間足チャートでみていくと今回の反発により逆三尊の形が形成しつつある状態となっています。下落中、逆三尊が崩れる形は底値である68万円台を抜けた場合となり、現在の価格から大きく離れた位置にあります。逆をいうと底値近くまで根を下げられるということになります。今回の反発は厚かった下値支持線を容易に突き抜いてしまうほど強力な売り圧力となっています。まずは75万円台を抜けるのかどうかを意識していく必要があります。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る