COIN TOKYO

  • 2018/04/17
  • 2018/04/17
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)で久々に陰線が続く、上昇ムードへの影響はどうか?-4月16日チャート分析

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4月16日、これまで順調に上昇をみせていたビットコイン(BTC)は本日陰線を連続して形成し、下落傾向となっています。これまでの上昇を振り返ると、一度反発されるのも想定内ですが、上昇トレンドラインから大きく離れた場合、そのまま一気に下落する可能性もあります。ビットコインのチャートをみていきましょう。

これまで順調だったBTCに陰線が連続、戻り買い範囲内で踏みとどまれるのか?

BTC/JPYの4時間足をみていきます。4月12日より上昇を続けていたBTCは、本日4月16日に久々の陰線を連続して形成これまでの上昇トレンドラインと25日移動平均線から下にクロスされた形となります。4月12日の急騰後、大きな反発はみられていなかったBTCはここで一度下落されるのも、今後上昇に向けて必要なことであり、現在の価格帯はまだ上昇トレンドの戻り買いの範囲内であるといえます。しかし、このまま下落の勢いが強い場合、戻り買いの可能性は下がってしまいます。今後の値動きとしてサポートラインにあたる83~84万円台から下に抜けるのか、上に反発されるのかが、この一週間のビットコインの相場を決めるきっかけとなりそうです。

不安材料、2018年々のビットコインのチャートが2014年と類似している点

BTC/JPYの週足チャートをみていきます。これまでのチャートの動きである一つの特徴が判明されています。それは2018年のBTCチャートの値動きが2014年の値動きと大きく類似していることにあります。もし今後も2014年チャートと類似する場合、BTCは今後底値を更新する大きな下落になるということになり、今回の急騰も週足でみると戻り売りという形になってしまいます。チャートは過去のものに似る場合が多々あり、今後のBTCの不安材料の一つになりそうです。

今後の値動きはサポートラインとの関係性で大別されることに

ここまで順調に上昇を続けたBTCに久々の陰線連続が出現しています。しかし陰線も小陰線であり赤三兵とも言い難く、まだまだ戻り買いの範囲内だと感じます。今後更に上昇するためにも、ここで一度下落することも問題ないでしょう。しかしサポートラインにあたる83~84万円台で支えきれなかった場合、BTCの下落は勢いを増してしまうかもしれません。また2014年のBTCチャートと2018年のBTCチャートが類似している点も不安材料にあたります。今後サポートラインで上手く反発してくれた場合、過去のチャートとの類似性も崩れていくため、まずは83~84万円台までの下落は想定内と考えながら取引する必要がありそうです。

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