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  • 2018/04/25
  • 2018/04/25
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

インド警察、260万ドル規模のビットコイン詐欺の容疑者を逮捕

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インド当局は、約300ビットコイン(現在の価格で約260万ドル相当)のビットコイン詐欺(ポンジスキーム)の容疑者2人を逮捕しました。被害者は5,000人に上るということです。

投資家にインセンティブを付与するマルチレベルマーケティング(MLM)スキームを運営しているとされる2人は、Bitmineplusという会社を通じてビットコイン投資に対する高いリターンを約束していました。同社は、12%の高い月間収益率を出すために、投資家に同社へ入金するか同社からビットコインを購入するように促していたようです。まだあるウェブサイトから詳細が明らかになりました。

The Times of India紙によると、プラットフォームは2016年12月に立ち上げられ、投資誘致を開始しました。12%のリターン以外に、早期投資家は5%、新規顧客を紹介すると10%のインセンティブがもらえる仕組みだったということです。

―基本的なアイデアは、ビットコインを含むマルチレベルのマーケティングスキームを行うことでした。より多くの人々からお金を得るため、紹介した人には追加報酬が与えられていました― 捜査関係者

最初はビットコインでリターンを支払っていましたが、同社は価値のない同社作成の仮想通貨「BPM」での支払いを開始しました。結局、容疑者は投資家から集めた資金で逃亡しました。

―Jangra(主犯)容疑者は十分な投資額を集めた後、自身の仮想通貨へ投資家を誘導しましたが、借金の増加と投資家からの圧力により逃亡しました― 警察幹部

投資家の信頼を得るために5つ星ホテルで豪華なパーティーを開催した同社が最終的にだました人の数は、2018年2月に倒産するまでの間で5,000人以上になるとのことです。

仮想通貨関連の犯罪はアジア諸国でも引き続き起こっています。仮想通貨へ投資して、非現実的に高い短期的利益を得ることができると主張する類のものです。

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