この調査によると、今年から仮想通貨取引を開始したいと考えている企業の大半(70%)は、今後3〜6ヶ月で以内に取引を開始したいと考えているようです。 一方、少数の企業(22%)は、今後6〜12ヶ月間という長期的な期間の中で考えているそうです。 トムソン・ロイターは、FXプラットフォームの取引ソリューションを含むいくつかの端末をもつ400以上の顧客から調査をしました。
トムソン・ロイターの戦略兼イノベーション部門のディレクター、サム・チャドウィック氏は、ブロックチェーンを専門としており、この度スイス、チューリッヒのメディア、CCNと話をする機会を得ました。
2015年、チャドウィック氏はオックスフォード大学で大学院修士号を取得していました。論文の題材を探している間に、Vitalik Buterin氏のイーサリアムに関する論文をちょうど見つけたと言います。彼はそれを読み、ブロックチェーンが金融サービスに及ぼす影響について書くことにしました。運命の仕業なのか、ビタリック氏とチャドウィック氏はスイスでわずか1キロ離れているだけだったので、チャドウィック氏は彼にメールを送り、2人でスターバックスにコーヒーを飲みに行きました。チャドウィック氏は語ります:
“トムソン・ロイターがどのようにブロックチェーンとスマートコントラクトの影響を受けるかについての、私の論文について話し合いました。 Buterin氏は、今日の私たちの考え通りだとすると、顧客ベースでの混乱があると述べました。しかし、スマートコントラクトには、天候、気温、金利、世界中の資産の価格など、オフチェーンデータを取得するためのメカニズムが必要でした。それが私の論文となりました。”
現在チャドウィック氏はチューリッヒから、トムソン・ロイターのブロックチェーンと仮想通貨のイノベーションプロジェクトを引き続き牽引しています。