ビル・ゲイツ氏がバフェット氏と共に「ビットコインは大馬鹿な投資だ」と厳しく指摘

マイクロソフトの共同創設者ビル・ゲイツ氏は月曜日にCNBCのインタビューで、ビットコインと仮想通貨投資について「大馬鹿理論」投資であると表現し、「自分より愚かな人にコインを売りつけて利益を得る、価値のない投資だと信じている」と指摘しました。同席したバークシャー・ハサウェイ副会長のマンガー氏も、「愚かな人々が食えない物を追いかけている『キツネ狩り』のようだ。」と非難しています。

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ビットコインは「大馬鹿理論」投資

ゲイツ氏は5月7日にCNBCによるインタビューで以下のように発言しました。「ビットコインは何も生産していないので、資産クラスとしては価値の上昇を期待すべきではありません。真の『大馬鹿理論』投資と言えます。」

このインタビューにはゲイツ氏の億万長者仲間ウォーレン・バフェット氏とその相棒チャーリー・マンガー氏も出席しました。3者は5月5日に株主総会を開いたバークシャー・ハサウェイ社の取締役会のメンバーであるため、週末にかけて集合していました。このインタビューでは、バークシャーのCEOバフェット氏は改めて「ビットコインは殺鼠剤を二乗したほどの殺傷力がある」と中傷しました。

ゲイツ氏は、他の仮想通貨反対論者と同様、ビットコインの基礎技術であるブロックチェーンについては非常に便利だとは認めています。しかし、仮想通貨は狂った投機的な投資に過ぎないと、以下のように述べています。

「私は心底信じています。ビットコインとICOは人々が投資できる他の何よりもクレイジーで投機的なものです。」

純資産が910億ドルを超えるゲイツ氏は、過去に誰かから誕生日にビットコインを贈られたが、それらは数年前に売却したと言います。そして、「もし機会があれば、ショートに同意するだろう。」と述べました。

ビットコインの価格は、昨年12月中旬に20,000ドルを上回りました。現在はその価値の半分以上を失っており、月曜日の朝に9,300ドル近くで取引されています。金融調査会社のAutonomous Next社によれば、2016年以降、ICOを通じて約98億ドルが調達されています。

バークシャーの仮想通貨バッシングは止まらない

バークシャー・ハサウェイ社のウォーレン・バフェット氏とチャーリー・マンガー氏は、ビットコインの最も辛辣に批判しました。同じインタビューの中で、バークシャー・ハサウェイ副会長のマンガー氏は、ビットコインを無用で「役立たず」なものとして以下のように語りました;

「ビットコインは無価値な、人工的な金だ。世界が必要とするものではない。それが賢明なコンピュータサイエンスであるが、だからといってそれが広く使われるわけではない。まして、尊敬される人々が他人に投機を呼び掛けるべきものでもない。ビットコインは、オスカー・ワイルドのキツネ狩りの定義を思い起こさせる:『口では説明できない程酷い人々が食えない物を追いかけている。』」

マンガー氏は、ビットコインの取引は愚かな人通しのクソの取引であるとして、以下のように汚く表現しました。「誰かがクソを取引している中で、自分も抜けられなくなっているようなものだ。」

ビル・ゲイツ氏の仮想通貨に対する懐疑的な見方は、これまえの発言を考えると驚くことではありません。同氏はこれまで仮想通貨が違法ドラッグ売買やマネーロンダリングの温床となっていると主張してきました。

ゲイツ氏は今年3月に以下のように発言していました。

「仮想通貨はフェンタニルやその他の薬の購入に使用されており、死に直結する手段に利用される稀有な技術です。ICOと仮想通貨に関する投機的な雰囲気は長く続くと危険だと思います。」

若手富豪の確信

こうした億万長者の大先輩達によるの弱気発言にかかわらず、ハイテク分野の若い富豪は、ビットコインが未来へ続く大きな波であると信じています。

バイナンスの創業者Changpeng Zhao氏はブルームバーグの3月のインタビューで「私は仮想通貨の未来を100%確信しています。」と語っています。

同様に、純資産額:9億〜11億ドルと推測されるウィンクルボス兄弟タイラーとキャメロン氏は、「仮想通貨を否定する愚かなビットコインの懐疑派は、「想像力の欠如」に苦しむことになると述べています。



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