COIN TOKYO

  • 2018/05/25
  • 2018/05/25
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップルのレジャーがアメリカ金融アプリ『アップホールド(Uphold)』に実装、XRPの外部ウォレットへの出入金が可能に

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デジタルウォレットサービスUpholdは、リップル(XRP)レジャーをプラットフォームへ統合したことを発表しました。Upholdは今年3月に仮想通貨リップル(XRP)を上場して、手数料無料で仮想通貨リップル(XRP)を売買できるようにしていました。さらに今回のリップル(XRP)レジャーの統合により、Upholdのユーザーはアプリを通じて、仮想通貨リップル(XRP)を別のウォレットへ出入金できるようになり、完全な機能が提供されています。

プレスリリースによると、「急成長するリップルのエコシステムへの完全に利用できるよう、利用者のニーズが高まっていました。」と説明しています。UpholdのCFO、ロビン・オコーネル氏は、「XRPを米国で簡単に利用できるようにしたのは当社が初めて」として、この統合を "重要なマイルストーン"であるとして、以下のように述べています。

「XRPレジャーの完全な導入によって、送金機能の拡張は明確なステップでした。仮想通貨業界は新しいウォレットが登場し、ますます利用ツールが普及しつつありますが、細かい説明を読むと、実際に仮想通貨を販売しておらず仲介にとどめています。おそらく市場に悪影響を及ぼします。」

Upholdのサービス

サンフランシスコを拠点とするスタートアップUphold社は2015年に設立されました。23種類の法定通貨、4種類の貴金属、9種類の仮想通貨、およびその他の投資商品に1か所でアクセスできる、デジタルマネープラットフォームです。公式サイトの紹介によると、Upholdはリアルタイムの準備金の保有を公表する唯一の会社であり、オープンで信頼できる透明性の高いサービスを提供しています。

今年3月、Upholdは「利用者の要望に応じた」として、プラットフォーム上でXRPの取り扱いを開始していました。XRPはツイッター上での12,226人への上場アンケートで過半数51%の票を獲得していました。

これまでユーザーは、銀行振込、デビットカード、クレジットカード、または他の支払い手段を使用してXRPトークンを購入できましたが、外部への送金は対応していませんでした。あくまで、直接アクセスできないトークンの保存場所(カストディ)としての機能に限定されていました。今回のXRPレジャーの導入によって、XRPトークンを別のウォレットへ出入金できるようになり、完全な機能が提供されています。

新たな市場への上場、及び機能の導入によってXRPのエコシステムが多様化し、世界中のユーザーが利用できる流動性プールへと拡大しています。リップル社が国境を越えた支払いのためにxRapidが各国の金融機関で導入される一方で、仮想通貨XRPは個人投資家市場で着実に成長を続けています。

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