このパートナーシップにより、MOBIは農場と食品加工業者の間で最初に受け入れられた仮想通貨となります。
プロデューサーズ・マーケットは現在、9カ国の農場と協同組合を代表しており、従来の仲介業者を省くことにより、作物からの手取りを増やすためブロックチェーン技術を利用することができるようになります。
「多くの農村では、田舎のため銀行が設置されていないことが多々あり、売り出す作物には色々な手数料が発生します。そのため生産者は10%以下しか収入が得られていません」とモビウスの共同設立者兼COOのCyrus Khajvandi氏は語りました。 「私たちと提携しているプロデューサーズ・マーケットにより、9カ国以上の農家は、ブロックチェーンでの支払いから即座に利益を得て、キャッシュレスにより仲介者を排除し、消費者にその分を還元することができます。」
プロデューサーズ・マーケットでは、米国、メキシコ、中南米、フィリピンなど世界中の農業生産者を取り扱っています。全体として、農業業界の世界市場は3兆ドルであり、5億7,000万以上の農場が70億人の人々に食料を供給しています。 1月に導入されたモビウスのトークン(MOBI)は、世界中のCryptoストアで簡単に購入できるといいます。最初のMOBI農業分野での取引は、メイン州の昆布農家であるNautical Farmsとニューヨーク市の昆布保存食会社Akuaの間で行われました。
「ビットコインまたはイーサリアムベースのトークンとは異なり、MOBIの取引手数料はわずか1ペニー分の費用となり、農家の収入がより増えることになります」とプロデューサーズ・マーケットのエグゼクティブ・ディレクター、Keith Agoada,氏は語っています。 「プロデューサーズ・マーケットは、ブロックチェーンテクノロジーを使用して生産者と消費者に力を与えることに全力を傾けています。モビウスとのパートナーシップは、需要な問題を解決する実世界におけるブロックチェーン・アプリケーションであるといえます。」
モビウスは、トロント大学、スタンフォード大学、ハーバード・ロースクールを出身とするシリアルアントレプレナー(いくつものベンチャー事業を次々と立ち上げる起業家)達のチームによって設立されました。
モビウスは無料のユニバーサルAPIを提供しており、世界中のどこでもブロックチェーンベースの支払いを安価で高速かつ安全に取り扱うことができます。モビウスの「dApp Store」は現在、Google検索で第1位にランクしており、開発者は新しい収益源を獲得し、分散型データ市場に参入する機会を得ることができます。またモビウスは、忠実度の高いデータをスマートコントラクトに結び付けるプルーフ・オブ・ステーク・オラクル・プロトコール(PSOP)をカバーする、2つの暫定的な特許を取得しています。
モビウスは、2007年第4四半期と2018年にかけてMOBIトークンを約39億円販売し、また、同社における株式投資も約3億円増加しています。
モビウス COOのCyrus Khajvandi氏への独占インタビューはこちらから
プロデューサーズ・マーケットは、サプライチェーン上での最も重要な価値となる農家達が、農業生産物に対する正当な報酬を受け取ることのできる世界を描いていた、産業界の専門家達によって誕生しました。
プロデューサーズ・マーケットは、世界中の卸売バイヤーとそれらを直接結びつけることによって、農業生産者の検証を行う世界最大かつ最も強力なデジタル協同組合を構築しています。ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用して、プロデューサーズ・マーケットは、生産者から消費者までバリューチェーン全体に沿って、インテグリティ、トレーサビリティ、効率性を向上させることができます。
現在、プロデューサーズ・マーケットはプロデューサーズ・トークン・ホールディングLLCの子会社であり、アジアやアメリカ等の国々で営業しています。
【独占インタビュー】仮想通貨モビウス(MOBIUS / MOBI)のCOO Cyrus Khajvandi氏をお招きしましたーコイン東京