COIN TOKYO

  • 2018/05/31
  • 2018/05/31
  • コイン東京編集部 新崎優太

テストネットを公開したエイダコイン(カルダノ / ADA)は効率的に時価総額を上げている?リップルやライトコインなどの取引所上場数と比較

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カルダノ(ADA)は5月28日にKEVMテストネットをリリースして、スマートコントラクトを実装しました。コインマーケットキャップによると、カルダノ(ADA)は時価総額6115億円、市場で7位にランクされる仮想通貨ですが、他コインと比較してより効率的に現在の地位を獲得してきたようです。

仮想通貨エイダコイン(カルダノ / ADA)が上場している取引所の数はわずか31ヵ所です。ADAに先立つ他の6種類の仮想通貨と比較してみると、意外に限定的な市場で現在の時価総額を築き上げたことがわかります。

上位7通貨の仮想通貨取引所上場数

ビットコイン(BTC)400ヵ所 13倍*対ADA比
イーサリアム(ETH)400ヵ所 13倍
リップル(XRP)146ヵ所 4.7倍
ビットコインキャッシュ(BCH)258ヵ所 8.32倍
イオス(EOS)140ヵ所 4.5倍
ライトコイン(LTC)400ヵ所 13倍
カルダノ(ADA)31ヵ所

以上の事から、取引所の更なる追加によってADAの流動性が高まれば、コインの価値はさらに増加する可能性が考えられます。

流動性は資産または証券が資産の価格に影響を与えることなく、市場で迅速に売買される指標とされています。より多くの取引所でADAが上場されれば、トレーダーと仮想通貨愛好家による認知度の向上にもつながります。最終的には取引量に寄与して、ADAの価格に上向きの影響が作用する可能性があります。

カルダノは既に開発中のプロダクトを持っており、非中央集権化が完全に施行されれば、仮想通貨業界を揺るがすことになるでしょう。

5月28日に1つ目のテストネットをリリース

カルダノは2つのテストネットを予定しており、そのうちの1つは5月28日に開設されました。もう1つは7月のリリース予定です。前者のKEVMテストネットはカルダノとして初めてスマートコントラクトを取り囲みました。後者は次世代仮想マシンIELEを統合します。チームの長期目標は依然として第3世代の仮想通貨を構築することで、これらのテストネットは、目標を達成するための重要なステップとされています。

カルダノは、メインネットを昨年9月にリリースしていますが、その利用は一部のノードに限定されています。完全な分散化を目的とした「Shelly」のリリースを第三四半期以降に控えています。こうした開発の進捗と共に、取引所の数がさらに増加することで、さらなる価値の上昇が見込まれます。

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