COIN TOKYO

  • 2018/06/17
  • 2018/06/17
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)は下落ムードが継続中、今後の注意ポイントは?-6月16日チャート分析

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6月4日以降下落ムードが続いている仮想通貨リップル(XRP)は6月13日以降更に下落のスピードを速めており、本日6月16日には0.000081BTC台まで下値をつけました。上値も大きく切り下げ始めているリップルは今後どこまで下がる可能性があるのでしょうか?チャートをみていきます。

下落傾向の仮想通貨リップル(XRP)は一時上昇がみられる可能性がある

XRP/BTCの4時間足チャートをみていきます。6月4日以降、下方向への値動きが続いているXRP、6月13日以降はその下落スピードも上がってきており、上値も大きく切り下げてきていることがわかります。下値については6月14日、6月16日と二回に渡って0.000081BTC台に接触していることがわかります。二度目の接触では十字線に近い形で実線を伴っておらず、尚且つ下ヒゲを長く伸ばしたXRPにとって、現在の価格から一時的に上昇がみられる可能性が高まっています。意識される価格帯は、本日から明日にかけては0.000083BTC台となりそうです。

更に今後一時的な上昇がみられた場合、XRPにはdouble bottomのパターンがみえ始めます。ネックラインレジスタンスラインと同価格となるため、double bottom形成後のレジスタンスライン突破はXRPにとって大きな上昇のチャンスとなるでしょう。

次にXRP/BTCの6時間足チャートをみていきます。現在サポートされている価格帯は0.000081BTC台となっています。この価格帯は2018年5月14日以降に形成された下降トレンドラインと同価格になります。6月2日にこの下降トレンドラインを一度大きく抜けているXRPにとって、現在のサポートラインはしっかりと守りたいポイントでもあります。仮にサポートラインを抜けてしまった場合、0.000078BTC台まで意識した方が良いでしょう。

XRPのチャートをみると、現在のレジスタンスラインと、5月14日以降の下降トレンドラインから下降ウェッジのパターンも考えることができます。現在のラインから考えた場合、下降ウェッジの収束点は6月22日近辺となります。今後も現在のラインに沿った値動きがみられた場合、下降ウェッジの可能性は高まり、XRPにとって大きな上昇が期待できる状況が訪れるかも知れないということを頭に残しておきましょう。

今後の仮想通貨リップル(XRP)はレジスタンスラインを抜けられるかどうかがポイントとなる

ここまで下落してきたリップルですが、4時間足チャートからは本日深夜帯から明日にかけて一度上昇がみられる可能性があります。レジスタンスラインである0.000083BTC台を突破した場合、double bottomの完成となり、これまでの下落に一度終止符を打つ可能性が高まるでしょう。しかしこれまで上値を切り下げてきたリップルにとって、レジスタンスラインはある程度強いものと考えられます。レジスタンスラインで阻まれた場合も、現在のサポートラインが機能してくれる場合は、今後節目でもある0.000080BTC台までを意識し、サポートラインを割ってしまった場合、0.000078BTC台までは意識する必要がありそうです。

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