— AntPool (@AntPoolofficial) 2018年7月3日
EosAntPool https://t.co/0nLuAsxhKN has become one of the 21 #EOS block producers. Thanks so much for all your support, vote and trust. EosAntPool will keep working on #EOS community development and construction. Let's rebuild the world together. https://t.co/nTkoEDgjOW pic.twitter.com/xHcj6ZyHcw
仮想通貨のマイニングハードウェアを生産し、採掘プールを2つ所有する中国に本拠を置くビットメイン社は、EOSブロックプロデューサー選挙で十分な票数を獲得しています。同社はトランザクション処理のためブロック生成に加わり、報酬を受け取ることができています。
ブロックプロデューサー候補であるイオスアントプール(EOS AntPool)は、ビットメイン社が所有する2つの大規模な採掘プールの1つアントプール(他方はBTC.com)によって運営されています。ビットメイン社はまた、2017年に採掘プールを運営するViaBTC社の300万ドルの資金調達ラウンドを率いました。
これら3つのプールを合算すると、ビットメイン社は過去7日間に採掘されたビットコイン(BTC)のハッシュレートの50%以上を占めています。この集中化は、ビットメイン社が多くの仮想通貨空間で注目を集める理由の1つです。
ビットメイン社はイオス(EOS)のエコシステムではこれほどの影響を及ぼしませんが、イオス自体はその集中化された状態について批判されていました。21の個体(エンティティ)間でトランザクション処理を分割するように構成されているものの、EOSを創設したブロックワン社(Block.one)がブロックプロデューサーの選挙に将来参加すると、投票自体が集中化する可能性があります。同社はプロジェクトのICOトークン販売期間に40億ドル以上を調達し、EOSの創生(ジェネシス)ブロックで作成された10億枚のトークンのうち1億を取得しました。
結果的に、ビットメイン社のアクティブブロックプロデューサへの選出は注目に値します。現時点で、EOS AntPoolは投票で11位であり、1日あたり845 EOS(7,300ドル相当)、年間換算で約270万ドルの収入を得る見込みです。
ビットメイン社は2017年に25億ドルの収益を上げました。6月の資金調達ラウンドでは120億ドルと評価されており、今年後半には400億ドルの高値で公開されると見られています。
イオスネットワークの21ブロックプロデューサとして十分な得票数を得た企業は他にもあります。テザー(USDT)の発行との関係性で度々話題となる仮想通貨取引所ビットフィネクス(Bitfinex)はブロックプロデューサのランキングで現在のところ1位です。同社は現在、1日当たり1020 EOS(9,000ドル相当)の報酬を得ており、年間換算で330万ドル近くになる見込みです。
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