リップル社の製品責任者アシーシャ・ビルラ(Asheesh Birla)氏は、ウォートンビジネススクールのパネルディスカッションで、「世界経済に根を下ろす」ためにリップル社がマジョリティの市場シェアを獲得するために取った戦略について語りました。
ビルラ氏は、「リップル社がXRP総発行量の60%を所有しており、インドの金融機関に同社の技術を使用して支払いを処理する“RippleNet”に参加させようとしている」と語りました。RippleNetは銀行と支払いプロバイダのネットワークです。
この日の「フィンテックの拡大と浸食」というテーマに基づいて、ビルラ氏はこれまでリップル社がインドの20億人の潜在的な顧客に対してどのように取り組むべきか検討し続けてきた、と語りました。彼は大声で聴衆に、「リップル社は20億人をどのように迎え入れたらいいだろう?いっそすべてのインド人にコインを渡そうか?20億人なんて、あきらめましょうか?」と語りかけました。
ビルラ氏によると当初は、推定80%の市場シェアを占めるインドでトップ3の銀行にアプローチすることを検討したという。しかし、当時ヤフー・ファイナンスが、「未来はここに?今後5年間で10億人がインドで銀行口座を持つだろう、しかし彼らは携帯電話で開設する。」と報じていたのを見て、同社は携帯電話会社や通信会社をターゲットにし始めたという。
そうした作戦が実を結び、実用しかけている事についてビルラ氏は言いました:
「現在では、おそらくインド市場の50%がリップル製品に統合されたか商談中であり、当社のパイプライン上にあると考えています。そして、その実績を銀行に持ち帰るつもりです。そしてリップル製品よりも良い送金方法は無いと言うつもりです。」
ビルラ氏は、リップル社がインドへ最初に進出して以来劇的に拡大しており、毎週のように銀行に商品を販売できていると語りました。彼は聴衆に「銀行との協業には辛抱強さが必要とされます。今、2018年になって市場の流れが銀行を混乱させています、そして当社は取り入り、彼らと協業できています。」と語りかけました。
ソーシャルメディア上でXRPコミュニティーは、インド準備銀行が強いる規制上の混乱のために、リップル社の今後について懸念してきました。しかし、ビルラ氏は規制を気にかけず、RippleNetのインド亜大陸への広範囲にわたる拡大に強気を示しました。
関連記事
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
スパーク(Spark)トークンは激しいボラティリティが続く仮想通...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/25
リップル(XRP)もビットコイン(BTC)から次いで下落への値動き...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/24
リップル(XRP)逆行高!ビットコインなど急落する中でなぜリッ...
コイン東京編集部 2021/02/23
スパーク(Spark)トークンは価格を再び急上昇!テクニカル的に...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/23
SECのリップル社に対する告発は「完全に間違っている」―SEC元...
コイン東京編集部 2021/02/22
リップル(XRP)は徐々に下値を下げる展開に!リップル(XRP)の...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/21