COIN TOKYO

  • 2018/07/20
  • 2018/07/20
  • コイン東京編集部 新崎優太

OKExがマルタ証券取引所と提携してセキュリティトークンプラットフォーム開発を発表

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最大規模の仮想通貨取引所OKExは、マルタ証券取引所(MSE)とのパートナーシップにより新しいセキュリティトークン取引プラットフォーム「OKMSX」を構築することを発表しました。

OKMSXはデジタル資産市場におけるOKExの専門知識と、規制された証券取引所としてのマルタ証券取引所の26年の実績が結集されます。OKMSXは2019年の第1四半期までにマルタでの事業開始を予定しています。同社はさらに、高グレードなセキュリティトークン取引プラットフォームも提供するという(機関投資家向け)。

OKExの政府・リスク責任者ティム・バウン氏は、了解覚書(MOU)の署名についてコメントしました;
「マルタは規制された仮想通貨とICO市場を育成しようとしています。この合弁事業は当社のマルタ政府に対する信頼と、効率的で安全で透明性の高いブロックチェーン取引環境を世界中の顧客に提供するという当社のコミットメントを表しています。」

マルタ証券取引所(MSE)チェアマンのジョセフ・ポルテリ氏は以下のように述べています;
「デジタル通貨セクターを先導するOKExと、当社のコンプライアンスと規制面での専門知識を活用して、セキュリティトークン部門の真の扉を開くことを楽しみにしています。」

マルタ政府の金融サービス書記長シルビオ・シェンブリ氏はこの提携について以下のように熱意を示しました;
「マルタはトークン化された証券の法的拘束力のある上場と取引の道を開きました。マルク証券取引所が、OKExのような主要な世界的リーダーとの提携を誇りに思っています。」

今年4月の報道によると、OKExはマルタへのグローバル展開を開始して、オフィスの設立、現地スタッフの雇用を進め、移設を今年の第3四半期末までに完了する予定だという。OKExは、マルタの公式ブロックチェーンイベント「デルタサミット」の主要スポンサーでもあります。

OKExの取組はバイナンスとニューファンド(Neufund)がMSEと同様のパートナーシップを19日に発表したわずか数時間後の発表となります。MSEとしては2番目の同様の展開です。


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