COIN TOKYO

  • 2018/07/23
  • 2018/07/23
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)の先物取引高が93%増加、CMEグループが報告

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米、CMEグループによると前期比で日々の平均取引高は93%増え、取組高が2,400枚を超えて58%の増加となったことを報告しました。

シカゴ・オプション取引所を運営するCboe GlobalとCME Groupがビットコイン先物を提供する初めての権限を与えられた2017年12月以降、ビットコイン先物について様々な見方が混在しています。
今までビットコインをベースとした先物取引は、機関投資家の関心、価格と時価総額の下落、および世界各国の規制まわりの不確実性を理由に、仮想通貨市場全体と同じ課題に直面してきました。
しかし現在、仮想通貨市場全体のパフォーマンスと同じように、ビットコイン先物取引においては利益率と流動性が高まっています。

CMEグループは成長率を報告

先日21日、CME Groupは、2018年第1四半期と第2半期の日々の取引高と取組高に関する比較をツイッターで上げ、第1四半期と比較して第2四半期が堅調に増加していることを示しました。
又、同グループは一週間前になる7月15日付けのプレスリリースにおいて、2018年第2四半期の取引高が420万(2017年第2四半期比13%増)枚であることを発表しました。これは、ビットコインベースの先物市場はまだ小さく、伝統的な投資市場のうちのわずかではありますが成長していることを表しています。

CBOEによるグローバルな統計

Cboeの市場統計によると、今年7月20日には、ビットコインベースの先物取引の取組高は4,416枚で、取引高は5,170枚との報告をしています。4月25日には、Cboeは18,000枚もの取引高を記録しました。
Cboeは、米国証券取引委員会(SEC)からビットコインETF(上場投資信託)を販売する承認を得られた場合、これから更なる成長が見込めることが期待されます。 このことが現在、CME Groupの取引高及び取組高に影響を与えているといえそうです。

また先日、世界最大の資産運用大手でかつ最大のETFプロバイダーである米ブラックロックが、仮想通貨関連商品を調査するためのワーキンググループを結成したと伝えられています。このニュースと様々な憶測が、先週18日にビットコインが急伸するなどの、仮想通貨価格の一連の上昇に寄与しているといいます。


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