リップル(XRP)は仮想通貨の中でも将来性が注目されていて2013年から取引が開始されて以来、2018年7月現在では時価総額は1兆5000億円にも上ります。
ビットコインとは違い、取扱う取引所は少ないですが期待されている仮想通貨の1つです。そのためリップル(XRP)の価格は2017年の4月に0.7円だったものが2018年には50円近くまで暴騰しています。2017年度に至っては、上昇率は367倍にも上りました(最安値0.6269円/最高値が230円)。
リップルには大きな3つの特徴があります。1つは世界中の大手銀行がリップルの送金システムを利用していること。2つ目は三菱東京UFJ銀行やSBIホールディングスなど日本国内の大手企業がリップルの参加に乗り出していること。3つめは決済時間がほぼリアルタイムかつ低コストで行えることです。このため国際送金を利用する大手企業がバックアップしています。
リップルの概要
名称 | Ripple |
通貨 | XRP |
発行上限 | 1000憶XRP |
1XRP | 100万drop |
公開範囲 | パブリック |
仮想通貨時価総額 | 第3位 |
仮想通貨全体の時価総額の割合 | 7.6% |
リップルはブロックチェーン技術を応用していて、銀行間のネットワークを構築することを目的に開発されました。また様々な通貨との取引が可能なのでブリッジ通貨として利用されることも多いのも特徴です。
リップルを買うには、まずは取引所で口座を開設する必要があります。口座を開設するには氏名、住所や年齢などの基本情報を登録した後、身分証明書などの必要書類を提出します。審査をクリアし口座が開設された後は資金を口座に入金し、入金金額が口座に反映されるとリップルを購入することができます。
リップルの特徴と買い方のまとめ
・仮想通貨時価総額ランキング第3位
・仮想通貨全体の時価総額の7.6%占めている
・リップルは2013年の取引開始以来、価格と取引高が暴騰している
・リップルは国際送金を低コストかつ短時間で行うシステム
・ブリッジ通貨として利用されている
・世界中の大手金融機関がリップルの送金システムを採用し始めている
いざリップル(XRP)の取引を始める時に迷うのが取引所選びになります。取引所選びのポイントは以下の3つになります。
・手数料やスプレッドの狭さ
・セキュリティーの高さ
・信頼性の高さ
手数料やスプレッドの狭さは重要なポイントになります。小さな数字のように思われますが、売買回数が多い人や長期投資を行う人にとっては運用効率に大きく関わってきます。特にスプレッドに関しては取引所よりも販売所の方が広く設定されていますので注意が必要です。
リップルを含むアルトコインのスプレットは一般的な取引所で大体2~5%ほどで売買手数料に関しては無料の場合や変動制を採用していることもあります。
セキュリティーのポイントは顧客資産の分別管理やコールドウォレットのマルチシグ化、セキュリティ専門会社と提携しているかなどになります。ハッキングや内部不正対策を徹底的に行っているかを確認することが大切です。
取引所の信頼性の高さも重要です。信頼性の高さは金融庁に登録しているか、どれくらい資本金をもっているか、親会社はどこか、仮想通貨関連の協会理事などを行っているのかなどがポイントです。
その他は取扱通貨ペア数や最大レバレッジ、取引単位や入出金手数料、利便性なども取引所を選ぶ際にはポイントになります。
リップル(XRP)が取引できるお勧めの国内外の取引所を紹介していきます。
3-1.ビットバンク
bitbankは2014年5月に設立された金融庁に登録された仮想通貨交換業者で、日本仮想通貨事業者協会やブロックチェーン推進協会に所属しています。リップルの他に、ビットコインやライトコイン、イーサリアムやモナーコインなどを日本円、もしくはビットコインで取引することができます。
24時間365日取引でき、1日当たりの取引制限は無制限です。注文方法は指値と成行が可能です。売買手数料はキャンペーン中のため2018年9月30日まで全通貨無料(0円)になっており、かつスプレッドも他所に比べて狭い傾向にあります。また、特筆すべきは、リップル(XRP)の取引高が世界トップとなっています(2018年現在、リップル(XRP)/JPYの通貨ペアとして)。
さらにビットバンクはセキュリティー水準も高く、コールドウォレットのオフライン下でコインを管理しています。マルチシグにも対応して、セキュリティー専門企業BitGoとの提携しているためオンライン下での仮想通貨の保有も安心できます。
手数料・出来高・安全性の各面から、総合的に国内系ではリップル(XRP)取引に最も良い取引所の1つといえるでしょう。
ビットバンク取引概要
売買手数料 | 全取引ペア無料(2018/9/30まで) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 0.15XRP |
口座開設・維持費 | 無料 |
スプレッド | 変動制 |
マルチシグ化 | 〇 |
コールドウォレットでの管理 | BitGo |
金融庁への登録 | 仮想通貨交換者登録番号00004 |
資本金 | 11億3100万円 |
仮想通貨関連所属 | 日本仮想通貨事業者協会 ブロックチェーン推進協会 |
メリット
・売買手数料が0円キャンペーン(2018年9月30日まで)
・リップル(XRP)の取引高(取引量)が世界トップクラス
・スプレッドは変動制だか他社よりも狭い
・セキュリティーが高い
・仮想通貨交換登録業者
・高額キャッシュバックキャンペーンがある
デメリット
・取扱通貨数が少ない
・スマホアプリがない
・サーバーが時に重い
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QUOINE(クオイン・コインエクスチェンジ)は仮想通貨取引所を始めとするフィンテック事業を行う企業です。日本以外にもシンガポールやベトナムにも拠点を置きグローバルな事業体であることも特徴的です。
クオインはセキュリティの高さに定評があり、顧客の通貨を100%コールドウォレットで管理するという日本では唯一の取引所になります。マルチシグにも対応していて、出金まで4つのステップを設定するというセキュリティの徹底ぶりです。
口座開設費や口座維持費などもかかりません。証拠金を預けると最大25倍のレバレッジで取引できます。
クオインは高性能な取引処理能力があるため取引がスムーズで安定して行えることも魅力です。取引画面のレイアウトも自由にカスタマイズでき、全ての操作をスマホで済ませることができて便利です。
取扱通貨ペアも52種類と多めで、特に法定通貨の取扱が円や米ドル以外にもユーロや豪ドル、香港ドルやシンガポールドルなど豊富にあります。
リップル(XRP)の取引量はさほど多くないのがネックですが、手数料0.25%・セキュリティ・レバレッジ取引の観点から、国内系で保有しておくべき取引所の1つといえるでしょう。
QUOINEX(クオイン)取引概要
売買手数料 | 無料~0.25% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 日本円の出金500円 仮想通貨は無料 |
口座開設・維持費 | 無料 |
スプレッド | 1.0~1.2%程 |
マルチシグ化 | 〇 |
コールドウォレットでの管理 | 100%顧客資産をコールドウォレットで管理 |
セキュリティー専門企業との連携 | 〇(非公開) |
金融庁への登録 | 仮想通貨交換業者 第000027号 |
注文方法 | 成行、指値、逆指値 |
仮想通貨関連所属 | 日本仮想通貨事業者協会 |
メリット
・手数料が安い
・セキュリティー面で安心できる
・仮想通貨交換業者として登録されている
・独自通貨QASHを購入できる
・最大レバレッジ25倍
・仮想通貨は100%コールドウォレットで管理している
デメリット
・入出金にやや時間がかかる
・リップル(XRP)の取引量がやや少ない
・電話でのサポートがない
※QUOINE登録はこちら
GMOコインは東証一部のGMOインターネットグループのグループ会社です。資本金17.58億円と信頼性も高く、金融庁に登録されている正式な仮想通貨交換業者になります。
GMOコインでは仮想通貨の現物売買と仮想通貨FXがあり、リップル(XRP)は仮想通貨FXで最大5倍のレバレッジでトレードすることができます。また、仮想通貨FXでは空売りが可能で、決済方法は日本円の差金決済のみになっています。
正確には取引所でなく販売所というのがネックになりますが、他にはない機動的な仮想通貨FX取引によるレバレッジや、巨大な母体の安全面など、保有するに値する取引所の1つといえるでしょう。
GMO取引ルール(リップル)
仮想通貨現物売買 | 仮想通貨FX | |
---|---|---|
取引時間 | 24時間365日 | |
取引手数料 | 無料 | |
決済通貨 | 円 | |
最小注文数 | 30XRP/回 | 新規・決済ともに100XRP/回 |
最大取引数量 | 40,000XRP/日 | 10,000XRP/回 |
最大保有数量 | 制限なし | |
受渡日 | 即時受渡 | 即時受渡 |
レバレッジ手数料 | 無 | 0.04%/日 |
スプレッド | 300円~800円(2~3%)程度 | |
レバレッジ | 不可 | 5 |
空売り | 不可 | 可 |
取扱通貨 | BTC,BCH,ETH,LTC,XRP | BTC/JPY ETH/JPY BCH/JPY LTC/JPY XRP/JPY |
GMO概要
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
口座開設・維持費 | 無料 |
スプレッド | 変動制 |
マルチシグ化 | 〇 |
コールドウォレットでの管理 | 〇 |
セキュリティー専門企業との連携 | 三井住友海上火災保険会社との連携 |
金融庁への登録 | 関東財務局長第00006号 |
資本金 | 17憶5800万円 |
仮想通貨関連所属 | 日本仮想通貨事業者協会 日本ブロックチェーン業界 日本決済業協会 |
メリット
・会社の信頼性が高い
・通常のFX取引と遜色ないトレードができる
・入出金の手数料などが無料なので低コスト
・トレードから資産管理までできる便利なアプリ
デメリット
・決済が円のみ
・仮想通貨FXでは建て玉を保有しているだけで手数料がかかる
・取引所でなく販売所のため現物取引に関してはレートが悪い(手数料の問題)
・取扱う通貨数がやや少ない
※GMOコイン登録はこちら
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バイナンス(BINANCE)は、中国の仮想通貨取引所で2017年には取引高世界第1位を獲得した世界屈指の取引所です。まだ日の浅い取引所ですが、急成長を遂げていて現在は取扱通貨数が100種類を超えています。
日本語でのサポートはありませんがグーグルの翻訳機能を使うと日本語でホームページを見ることができます。バイナンスは独自のトークン(BNB)を発行しており、これを使うと手数料が通常の半額0.05%になり、リップルを非常に安く購入することができます。
かつては香港に本社がありましたが、中国政府の規制などを嫌い、現在はマルタ共和国に本社を移転し、また、一大企業グループとして、様々なプロジェクトを支援しています。
世界中のトレーダーからの支持も厚く、仮想通貨ベースでのやり取りに慣れている方・手数料を格安に抑えたい人・様々な種類のコインを取引したい人などには非常に使い勝手の良い取引所です。
メリット
・手数料が格段に安い
・世界最大級の仮想通貨取引所
・取扱通貨数が非常に多い(100種類以上)
・スマホアプリが使いやすい
デメリット
・日本円を直接入金できず、国内取引所でBTCやETHに換金しなければならない
・入出金に手間が、かかる
・中国政府の動向による規制リスクがある
※バイナンス登録はこちら
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ビットメックスは世界でもトップクラスの、人気の海外先物取引所になります。リップル(XRP)にレバレッジをかけてトレードしたい人には特におすすめです。レバレッジはリップル(XRP)などアルトコインについては最大20倍までかけられ追証もありません。GMOコインでも5倍までなので高レバレッジでハイリターンを目指す人にはぴったりです。
ビットメックスの手数料は指値注文(メイカー)と成行注文(テイカー)によってことなります。リップルはメイカー料金が「-0.05%」テイカー料金が「0.25%」になっています。メイカー料金はマイナスに設定されているので売買すると手数料を逆に受取ることができます。
入出金に関しては、ビットメックスから手数料を徴収されることはありませんが、ブロックチェーンの送金負荷によって料金が少額かかるようです。
セキュリティー面では。マルチシグに対応、顧客の仮想通貨は全てオフライン下で保管しているため安心です。日本語に対応しているため画面が見やすく、口座開設から取引までの時間も最短で1日ほどです。海外業者特有の追証制度がないところも非常に大きなメリットになります。頻繁に売買する人・レバレッジトレードを活用したい人・リップル(XRP)保有だけでなく値動きで利益をつかみたい人におすすめの海外取引所になります。
メリット
・ハイレバレッジでトレードできる
・追証がない
・本人確認が不要で即日トレードが開始できる
・メイカーの手数料が0円、逆に手数料がもらえる
・画面が見やすく、注文がスムーズにできる
デメリット
・テイカーの手数料が高い
・両建てができない
・海外取引所なので国内取引所に比べて信頼性が低い
※ビットメックス登録はこちら
リップル(XRP)を取引できる各仮想通貨取引所は、特徴や強みが異なるため目標リターンや売買回数、どれ位の資金を入金するか、どの仮想通貨を購入したいかによって取引所を分け、国内・海外問わず、少なくとも3~4程度は保有しておくことをお勧めします。例えば、多額の資金を預ける場合は、信頼性が高くてセキュリティー対策をしっかりと行っているA取引所、逆に少額でハイリターンを目指す場合は手数料が安くてハイレバレッジをかけられるB取引所、アルトコインとのペアまで広げる場合はC取引所など、複数保有した上で、用途ごとに分けるのがベストです。
また、仮想通貨取引はハッキングや内部不正でのコインが消失するリスクが依然高いため複数の取引所に資産を分散させることでリスクを大きく減らすことができます。国内取引所は少なくとも2つ、海外取引所でも複数の業者に分けておくと便利です。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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