xRapidは、リップス社のプロダクトの一つです。XRPのオンデマンドな流動性プールを利用して、早く、低コストで、透明性の高い国境間リアルタイム決済を実現します。
最近の実証試験では、米ドルからメキシコペソへの送金コストは40-70%削減され、送金時間は従来の2,3日から、2~3分と大幅に短縮したと報告されています。
ゴールドスタンダードと指定された取引所は以下の3つです;
・ビットレックス(Bittrex):xRapidを通したUSドルの取引
・Bitso:xRapidを通したメキシコ・ペソの取引
・Coins.ph:xRapidを通したフィリピン・ペソの取引
コインデスクに対し、リップル社のチーフマーケットストラテジスト、コリー・ジョンソン氏は「リップル社は3か国の全てのクライアントにそれぞれ、3つの仮想通貨取引所を利用した資金送金(xRapidサービスを使用)を本質的に推奨しています。」と語りました。
「我々がゴールドスタンダードと呼ぶ、米国のオフィシャルパートナーはビットレックスです。全ての銀行はビットレックスが提供する流動性を通して、米ドルをXRPに変換し、メキシコの取引所Bitso(メキシコの国のゴールドスタンダード)に送金し、メキシコ・ペソに交換できます。」コリー氏は、コインデスクのインタビューで語りました。
金融機関は3つの仮想通貨取引所でアカウントを開設する必要があります。米ドルを、メキシコ及びフィリピンのペソに交換できます。
3つの仮想通貨取引所が選ばれた理由は、XRPの十分な保有量だという。それぞれ高い流動性を提供している、とコリー氏は語り、さらに「世界各地にXRPを使用する多くの企業があります。当社がしている事は、高いXRPの流動性を持つ3つの取引所を指定し、より流動性を高める方法へ導く事です。」と付け加えました。
リップル社は3つの取引所を発表する一方で、ジョンソン氏はより多くの企業が後に続くと可能性を示唆しています;
「当社は非常に活発なXRP市場のある場所にフォーカスしたいと思います。そして最も価値を確保できる場所にフォーカスします。」
リップル社はこの場所を決める必要がある、とジョンソン氏は語り、例として台湾とフィリピンに他国と比べて大きなボリュームがあると述べました。リップル社がそれらの場所にフォーカスする可能性が示唆されています。
8月10日、フィリピンのニュースサイトBitPinasによるインタビューで、モバイル決済プラットフォーム「coins.ph」はリップル(XRP)の統合を進めていると公表しました。決済アプリ「coins.ph」を利用するフィリピンの500万人のユーザーに、リップル(XRP)の決済機能が一部提供されています。
関連記事
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
スパーク(Spark)トークンは激しいボラティリティが続く仮想通...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/25
リップル(XRP)もビットコイン(BTC)から次いで下落への値動き...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/24
リップル(XRP)逆行高!ビットコインなど急落する中でなぜリッ...
コイン東京編集部 2021/02/23
スパーク(Spark)トークンは価格を再び急上昇!テクニカル的に...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/23
SECのリップル社に対する告発は「完全に間違っている」―SEC元...
コイン東京編集部 2021/02/22
リップル(XRP)は徐々に下値を下げる展開に!リップル(XRP)の...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/21