COIN TOKYO

  • 2018/08/31
  • 2018/08/31
  • コイン東京編集部 新崎優太

ステラ(Stellar)が100万アカウントを達成!IBM社でも採用に進展が見られる

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仮想通貨ステラ(XLM)は100万アクティブアカウントを達成しました。また、3,300以上の資産、2500万ドルの支払い、それに伴う800万件のトレード回数を達成したという。利用が促進された背景には公的、私的な舞台でのステラの採用(アダプション)がある様です。

マイルストーンを越えて拡大を目指す



「ステラの台帳でマイルストーンの1,000,000口座。ステラ財団と素晴らしいステラコミュニティにおめでとう!」*画像はstellar.expert/explorer

仮想通貨ステラ(XLM)は、世界中の主要な暗号スペースに介在します。最近、米国のコインベースはXLMを含めた5つの資産を検討していると発表していました。



「ステラは百万のアクティブアカウントのマイルストーンを達成しました。
- 3,300以上のステラの資産
- 2500万回の支払い
- 800万件のトレード
最速の成長を遂げる、人々が使える今日のブロックチェーン、世界の準備は万全です!」

IBMが支援するステーブルコイン「Stronghold USD」

IBMは今年7月、米ドルに裏付けられた安定コイン「ストロングホールド USD」の開設を発表しました。ストロングホールドUSDはステラのプラットフォームで機能する最初のステーブルコインです。IBMのグローバルブロックチェーン担当VPのJesse Lund氏はロイターに以下のように述べています。

「IBMはトークンのユーザーとして、私たちが開発したビジネスネットワークで利用事例を検討する予定です。そうすることで、私たちが構築してきた取引のビジネスネットワークに金融上のソリューションを提供できると見ています。」

さらに31日にIBMは公式HPで、独自のブロックチェーン決済システム「IBM Blockchain World Wire」を発表し、以下のように記載しています。

「Blockchain World Wireは、ブロックチェーン技術とステラプロトコルを使用して、金融機関が国境を越えた支払いを数秒で解決することを可能にします。」

シャリーア・コンプライアンス認証を取得

多くのフィンテック企業が中東および東南アジアの成長市場へ足場を広げるために、シャリーア・コンプライアンスのプロダクトを開発しています。この分野では今後数年間で数十億ドルの資金が流入すると期待され、市場は好調に推移しています。

今年7月に仮想通貨ステラ・ルーメン(XLM)は、「シャリーア・コンプライアンス」の認証を取得した事を発表しました。この認証により、ステラはイスラーム金融市場への進出を目指しています。

今月、ドバイに拠点を置く仮想通貨取引所Huulk(ハルク)は、シャリーア・コンプライアンス*のクリプトプロジェクト20社のトークンを集めて上場することをマルタで目指していると報じられました。また、UAEのクリプト企業アダブ・ソリューションズは仮想通貨取引所ファースト・イスラミック・クリプト・エクスチェンジ(FICE)を設立すると発表しました。

コインマーケットキャップによると、仮想通貨ステラ(XLM)の現在価格は24.65円で前日比-1.06%。時価総額は4628.3億円で市場で6位にランクしています。主要な取引所はバイナンス、BCEXです。


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