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  • 2018/09/02
  • 2018/09/02
  • コイン東京編集部 アオ

Balance Custody(バランス・カストディ)が新たなカストディソリューションを開設、リップルにも対応し機関投資家に備える

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8月31日、Balance Custody(バランス・カストディ)は機関投資家向けに新しい仮想通貨カストディソリューションを開設しました。リップル(XRP)を含む8つのデジタル資産が含まれています。

カストディは機関投資家の資金を預かる

Balance Custodyの発表によると、昨年中に小規模の顧客グループと密に協力してパイロット運用を実施。防衛的で財務的に透明なソリューションを構築して、軍事レベルのセキュリティ保証を提供しています。

Balance Custody社CEOのGeorge Bordianu氏は以下のように述べています;

「概念実証をまとめる中で、多くのブロックチェーンで公開されているAPIとインターフェイスは機能面で制限されていることを発見しました。クライアントごとに堅牢なソリューションを実装すると、すぐには規模が拡大しません。私たちは、より上手くスケールを実現する手段に気づきました。R&D開発により実現しています。」

リップル(XRP)に加えて以下の7種類のコインがカストディサービスの対象となります。

•ビットコイン(BTC)
•ビットコインキャッシュ(BCH)
•イーサリアム(ETH)
•イーサリアムクラシック(ETC)
•ライトコイン(LTC)
•ダッシュ(DASH)
•ステラルーメン(XLM)

〇Balance Custodyの手数料は極めて安い 出典:公式サイト

デジタル資産は、技術的メリット、コミュニティの強さ、実績に基づいて選択されたという。Balance Custodyの公式サイトによると、同社は業界で最も低い手数料でサービスを提供しています。

同社はカナダに拠点を置き、規制当局と緊密に連携して、同国のデジタル通貨法を完全に遵守していることを強調しています。

8月23日、リップル社は機関投資家へのリップル(XRP)の直接販売で画期的な進歩を遂げていると述べていました。同社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏はAMA(質問会)で、来期のXRPマーケットレポートでは、「関心の急激な上昇を見る事になる」と語りました。

「今後の発表のために私がお話する事の1つとして、四半期毎に共有しているXRPマーケットレポートのQ3では、XRPの購入に関する機関的な参加を見ることになるだろう。Q3では確実に、XRPの購入と保有の機関的関与の記録が存在しているだろう。」

カナダの仮想通貨市場の動き

今年春、カナダのトロントに本社を置くトロント証券取引所(TSX)の運営会社として知られるTMX社は、仮想通貨仲介プラットフォームを開始すると発表しました。大規模ヘッジファンドマネージャーのマイク・ノボグラッツ氏によって設立された仮想通貨資産のマーチャント・バンクであるギャラクシーデジタルは、TSXベンチャー取引所(TSX-V)に8月1日から上場しています。

カナダの主要な仮想通貨取引所の1つであるコインスクエア社は、2018年後半にTSX社の取引所で株式公開(IPO)を行う予定です。


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