COIN TOKYO

  • 2018/09/08
  • 2018/09/08
  • コイン東京編集部 新崎優太

米国トップ新興企業50にコインベース、Robinhood、リップル、ジェミニなどが選出

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大手ビジネス求人ソーシャルメディアのLinkedIn(リンクトイン)は、米国で最も人気の高い新興企業50社を発表。コインベース、ジェミニ、リップル、ロビンフッド、コンセンシスなどの暗号通貨に関するスタートアップが選出されました。

第3位:Coinbase(コインベース)

サンフランシスコに本社を置くCoinbase(コインベース)は、世界的に主要な暗号通貨取引プラットフォームの1つです。2012年6月に設立された同社は、第3位にランクされました。

同社は現在500人以上の従業員を擁し、拡大を続けています。年内までに従業員を更に倍増する予定です。Coinbaseはアカウント数の点で世界最大の暗号通貨取引プラットフォームで、2,000万口座を有しているとされます。

Coinbaseは暗号資産に関する幅広いサービスを提供します。ウォレット、カストディ(保管)、3つの取引サービス(Coinbase、Coinbase Pro、Coinbase Prime)があります。今月、同社は米ドルに加えて英国ポンドのサポート計画を発表しました。同社はLinkedInの選出について以下のようにツイートしています。




「Coinbaseは、#LinkedInトップスタートアップリストの3位に選ばれたことを光栄に思います。我々はまだ雇用しているよ!」

第6位:Robinhood(ロビンフッド)

米国の大手株式取引アプリを提供するロビンフッド社は、推定56億ドルと評価され、コインベース(80億ドル)に次いで世界で2番目に評価額が高い非上場取引会社です。株式、ETF、オプションを簡単に取引できるモバイルアプリと手数料無料モデル(一部有料)が、若者に支持されて顧客口座は400万を超えています。

2018年2月には仮想通貨取引プラットフォーム「ロビンフッドクリプト」を開設、数ヶ月間で100万人以上のクリプト・ユーザーを獲得しました。同社は今月、サンフランシスコで開催された会議「TechCrunch Disrupt Conference」のスピーチで、IPOを検討していることを明らかにしました。Robinhood社の公式ツイッターは以下のようにツイートしています。




「#LinkedInトップスタートアップリスト2018に加えて頂き有難うございます。素晴らしい仲間の一人に数えられることは名誉です。我々はいくつかのエキサイティングな計画を控えています。これらを実現する素晴らしいチームを持つことは喜ばしい事です。」

第7位:Ripple(リップル)

サンフランシスコを本拠とするリップル社は金融セクターを進化させ、世界中の支払いと価値の移転方法に革命を起こすことを使命として、2013年以前からブロックチェーンスペースに参入していました。

同社は、リアルタイムの決済システムや送金コミュニケーションなど一連のプロダクトを揃えています。同社の分散型台帳技術を基に開発された仮想通貨XRPは、世界で3番目に時価総額の大きい暗号通貨です。XRP台帳の上で構築された技術(xRapid)や、メッセージングシステム(xCurrent)は取引を効率化させるため、機関、銀行、政府にテストあるいは実用されています。リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは以下のようにツイートしています。




「私はこのチームを心から誇りに思っています。遅い支払いを過去の物にするために、最高の輝かしい仕事をしてくれて幸いです。」

第25位:Gemini(ジェミニ)

ニューヨークを本拠とする主要な仮想通貨取引プラットフォームであるGeminiは、25位にランクしています。ウィンクルボス兄弟として知られる創業者のキャメロン氏とタイラー氏は世界初のビットコイン億万長者と呼ばれています。彼らは推定120,000 BTCを所有している、と今年1月にフォーチュンが報じました。

過去数ヶ月間、ビットコインETFのためにGeminiも注目されています。同社は2017年から、米国証券取引委員会(SEC)に対しETF申請の規則改正案で承認を得ようとしていました。しかしSECは市場操作への懸念等を理由に、ウィンクルボス兄弟のビットコインETFの申請規則改正案を2回否決しました。最近、カストディの特許を申請、さらにナスダックとの将来的なタイアップが噂されるなど、さらに注目を集めています。創業者キャメロン・ウィンクルボス氏は以下のように述べています。




「Gemini社はLinkedInの米国トップ50のスタートアップを築けて誇りに思っています。ジェミニで宇宙飛行士を雇うことは名誉と特権です。私たちは未来のマネーへの架け橋を築く使命を全うします。」

第26位:ConsenSys(コンセンシス)

イーサリアムの共同設立者であるジョセフ・ルービン氏によって2014年10月に設立されたConsenSysは、イーサリアム・ブロックチェーンをベースにしたブロックチェーンソフトウェア技術企業です。イーサリアム開発ツールの構築、イーサリアムベースのプロジェクトのインキュベーション、ブロックチェーンの使用方法に関するアドバイスを各国の企業・政府へ展開してきました。

同社は創業以来、いくつかのパートナーシップを締結。アマゾンウェブサービス(AWS)、グラクソスミスクライン、Worldlife Fund等が含まれます。7月には、中国の国家的な政策「雄安新区」メガシティ・プロジェクトのコンサルタントとして契約しました。同社は現在、ニューヨークからロンドン、シンガポールに約1,000人の従業員を抱えています。ジョセフ・ルビンは以下のように述べています;




「米国のトップ50スタートアップの1つとしてLinkedInに認められたことを誇りに思います。オープンで野心的な創造集団の一員であることを光栄に思っています!」


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