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  • 2018/09/20
  • コイン東京編集部

米SECコミッショナー:SECはビットコインETFの承認を引き止めるべきではない

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米国証券取引委員会(SEC)コミッショナー、へスター・パース(Hester Peirce)の最新のスピーチが、文書として公開されました。パース氏は、「政府はビットコインの欠点の認識に基づいて、暗号市場における新製品の誕生を制限すべきではない。」と主張しました。

ビットコイン市場を評価するのではなく、ETF商品の能力を評価すべき

9月12日に開催された会議「Fintech Unbound Conference」でコミッショナーはスピーチしました。パース氏は以下のように述べています;

「委員会は、暗号通貨市場を包括的な政府規制の対象にしようとするべきではない。市場における関連商品を許可するための前提条件を、我々が現在規制している市場と結びつけるべきではありません。」

“クリプト・マム”と呼ばれ、ビットコインETFに唯一賛成したコミッショナーであるパース氏は「“ビットコイン取引市場にはインフラ上の欠陥がある”というSECの信条のために、ウィンクルボス兄弟のビットコイン上場投資信託(ETF*1)の再考の申請は否決された」と強調しました。

パース氏は、「SECが、『ビットコインやブロックチェーン技術における投資やイノベーションに対する評価は、該当ETFの審査プロセスに含まれなかった』と理由をつけて、その否決を正当化した」事を非難しています。

取引所の市場監視体制は見ていなかった

言い換えると、SECはウィンクルボス・ビットコインETFの否決は、資産クラスとしてのビットコインの評価とは関係がない、という事です。こうした状況を踏まえて、パース氏は「SECはビットコイン取引市場のインフラ上の欠陥に焦点を当てるのではなく、ETF自体を評価すべきだ」と指摘しました。

「委員会の命令には、ある裏付けが含まれています。それは、ビットコインやブロックチェーン技術が、一般的にイノベーションや投資としての有用性や価値を持っているかどうかの評価に不満は無いという事です。しかしSECの命令は、ビットコイン市場の欠陥に焦点を当てたものであり、ETFの取引を提案する取引所が、その商品の秩序だった取引を確実に実行する措置を取っているかどうかではなかった。」

さらにパース氏は、SECがビットコイン市場の欠陥、つまり市場操作の監督や規制の欠如にフォーカスしている点を非難した。

「暗号通貨市場の規制の欠如に焦点を当てる事は、特に私を悩ませる。証券(ETF)の根底にある資産が証券のように規制される事を要求するなど、どのような権限が必要か?私的市場に委ねる事もできるはずだ。...正式な規制ではないが、自主規制組織の設立について議論が行われている。...委員会は、暗号通貨市場を包括的な政府規制の対象にしようとするべきではない。市場に関連商品を許可するための前提条件を、我々が現在規制している市場と結びつけるべきではありません。」

メディアCCNは、「ETFのような市場に展開された商品ではなく、ビットコインと暗号通貨の現行市場に焦点を当て続けている限り、SECによって承認される正式に取引可能な商品は、今後市場に誕生しない。」と解釈して伝えています(2*)。

SECの承認は市場を安定させる

重要な点は、現在のところ、暗号通貨取引場には多くの投資家にとってアクセスできず、暗号市場に投資するためには、特定の知識とノウハウが必要だということです。

パース氏は以下のように述べています。

「この複雑さは、非常に限定された投資家だけが、資産が提供する多様な機会を追求できることを意味します。起業家は、人々が暗号通貨に間接的にアクセスしたり、暗号通貨の所有権をヘッジする新しい製品を開発しています。例えば、ビットコイン先物取引は最近始まりました。」

資産クラスとしての暗号通貨に対するSECの懸念が、インフラと安定性の欠如である場合、SECは既存の暗号市場の上に、必要なインフラを提供することに焦点を当てて、より大きな投資家グループが市場にアクセスできるようにする必要がある。SECコミッショナーのへスター・パース氏はそのように主張しました。

(1*)“Winklevoss Bitcoin Trust”



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