COIN TOKYO

  • 2018/09/27
  • 2018/09/27
  • コイン東京編集部 アオ

リップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の時価総額20%上昇が市場規模1.3兆円拡大を牽引

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仮想通貨市場の時価総額は、リップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の価格が20%増加したことをきっかけに、過去24時間で1兆3,000億円増加しました。

リップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の20%上昇

コインマーケットキャップによると、9月23日にXRPの取引量は、前日の2,600億円から約1,100億円に60%下がりました。しかし25日にXRPの取引量は約1,800億円におよそ60%増加、26日に2,000億円と取引されました。XRPの価格は59.98円と、25日の48.4円の安値から23%上昇しています。

ビットコインキャッシュ(BCH)は、市場のコインの中で2番目に高い増加幅21%を観測。BCHの取引量は450億円の水準で、比較的安定していましたが、過去24時間に1,072億円に約140%増加しています。BCHの現在価格は59,964.80円(前日比+21.67%)です。

大規模なボラティリティ

〇出典:BuyBitcoinWorldwide

ビットコインは、8月上旬から比較的安定しています。BTC価格は、8月6日以降、2カ月弱、68万円から75万円の範囲にほぼとどまり、75万円の抵抗線から離れることはほとんどありません。過去30日間の日ごとの収益の標準偏差値「ビットコイン・ボラティリティ指数」は2.59%で、207年7月以来の低水準となっています。

しかし、リップル、イーサリアム(ETH)、ステラ(XLR)のようなアルトコインは過去数ヶ月に高いボラティリティを示しています。

ビットコイン価格の安定性は、勢いを取り戻すアルトコインのプラットフォームとなって、将来のBTC価格の短期上昇を開始する基盤を確立する可能性があります。

仮想通貨コミュニティの著名なテクニカルアナリストAlex Kruger(アレックス・クルーガー)氏は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)プロジェクトのイーサリアムの売り圧力により、イオス(EOS)、ステラ、ビットコインキャッシュ等が短期的に利益を得ると述べました。



「ETH投資家はおそらくコインを多様化した方が良いだろう。例えば、ETH、EOS、XLMとBCHを保持するような。ETHは依然としてかなりのICO売却圧力に直面しており、すでにどこにでも上場しているため、取引所上場による強気な要因を欠いています。」

Bitmain(ビットメイン)のIPO申請

重要なことに、EOS、XLM、BCH、XRPなどの仮想通貨は、ビットコインやイーサリアムよりもイベントや開発の影響を受けます。例えば、9月26日、多くのアナリストは、ビットコインキャッシュの価格上昇はBitmain(ビットメイン)のIPO申請の影響だと考えています。

昨日、BitMainは香港の証券取引所にIPOを提出したと報じられました。同社は、ビットコイン採掘マシン製造業の74.5%の市場シェアと年間売上高の328.2%成長を明示しました。

BCHの投資家はBitmainによるIPO申請にポジティブに反応した可能性が高い、なぜなら、中国の大企業がBCHを大幅に保有しているとされているからです。先日、Bitmainが同社の保有コインを清算するためにIPOを開始したのではないかという報道が流れ、IPOは一時危険視されました;

IPO目論見書は以下のように述べています;
「ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、ダッシュなどの暗号通貨は主に、(i)暗号通貨で決済された採掘マシンの売上、(ii)独自のマイニング、(iii)採掘プールの操業における報酬の自社割当分から発生したものです。」

ビットコインが734,000円(6,500ドル)を突破したことで、市場の主要な仮想通貨の大半は強気なトレンドが予想されます。ビットコインの取引量は4,700億円の低水準のままですが、市場全体のボリュームが向上し始めています。


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