3日。仮想通貨とペイメント・プラットフォームのCrypto.comは最近、新たにリップル(XRP)をポートフォリオに追加することを発表しました。Crypto.comのウォレット&カード・アプリのユーザーは、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、シンガポールドル(SGD)などの、法定通貨(フィアット)でリップル(XRP)を直接購入できるようになりました。
Crypto.com社CEOのKris Marszalek氏は以下のように述べています;
「XRPは我々の進化したバックエンド・インフラにサポートする最初のコインとなります。我々のプラットフォームは、セキュリティリスクを最小限に抑えながら、円滑にコインを追加でき、迅速な入出金に対応する。当社は積極的にサポートするコインの数を増やすつもりだ。最終的にすべての暗号通貨をカバーしたい。」
Crypto.comのポートフォリオは以下の6種類です;
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、バイナンスコイン(BNB)、Crypto.comのトークン(MCO)、リップル(XRP)
Crypto.com(旧Monaco:モナコ)は、香港に拠点を置く中央集中型暗号通貨ウォレット、及び支払いプラットフォームです。ICOを2017年6月に完了し、2,500万ドル(27.5億円)相当の資金を調達しました。同社の主な目的は、世界のフィアットから暗号通貨の使用への移行に貢献することです。
この実現に向けて、同社は顧客にデジタル資産を購入、販売、および使用できるよう、暗号通貨のウォレットと、VISAの承認を得たカードサービスを提供しています。MCOトークンは、バイナンス、Bittrex(ビットレックス)、Bithumb(ビッサム)で現在トレード可能なERC20トークンです。4日現在、MCOトークンの価格は1MCO=527.16円、時価総額
83億円で市場84位にランクしています。
今年7月、暗号通貨モナコ(Monaco:MCO)は、リブランドを表明。発行する企業の名称がMONACOから「Crypto.com」に変更されました。同社のサービス-Visaカード、P2P送金、ウォレットアプリ、は段階的に「MCO」に切り替わります。既に以前のツイッターアカウント@monaco_cardは消去され、@MCO_Cryptoに移行しました。
同社のMCOカードはVisaカードと同等に使用でき、ビットコイン、やイーサリアム等の仮想通貨で補充もできます。MCOカード自体は小規模なユーザーグループ(主にMCOチーム)のテストに入ったばかりです。今年、シンガポールと欧州のすべての顧客に利用可能になる予定です。米国にはQ4に展開する見込みで、70,000人以上の待機ユーザーを抱えています。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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