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  • 2018/10/11
  • コイン東京編集部

中国人民銀行(PBoC)のリサーチャーが中国元のステーブルコイン検討の必要性を主張

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中国人民銀行(PBoC)のリサーチャーが、「中国は価格安定(ステーブル)コインについて研究活動を増加させ、人民元の価値にペッグされた暗号通貨の発行に向けた国内機関の支援を検討すべきだ」と主張しています。9日に中国金融(*1)が報じました。

ステーブルコインの分析

PBoC研究員と中国の复旦大学教授Li Liangsong氏が共著した「ステーブルコインの分析」という記事は、現在までに発行された米ドルに固定されている世界中のステーブルコインの近況を模索しています。記事中には2017年にMakerDAOが発行した分散型モーゲージ安定通貨DAI、及び最近、米国の規制当局の支援を受けたジェミニ・ダラー(GUSD)やパクソス・スタンダード(PAX)等が紹介されました。

記事は以下のようなパートで構成されています。
・ステーブルトークンの台頭と欠点
・ステーブルトークンの理論的起源
・ステーブルトークンの影響・見通しの分析
・中国の対応

著者は、「米ドル建ての暗号通貨(ステーブルコイン)の開発が、グローバル通貨制度における米ドルの支配的役割を強化する、一方で他の主要な法定通貨に対してマイナスの影響を与える可能性がある」と主張しています。

「米ドル建てのステーブルコインが最終的に市場で広く認識され、実体経済で利用できることが証明されれば、我々の研究活動を倍増させ、関係機関の中国元に固定された価格安定コイン(ステーブル)の発行を支援するために、彼らの経験から学ぶ必要がある。」

この点に関連するかのように、暗号通貨取引所OKCoinの創設者Star Xu(スター・シュウ)氏は、水曜日にSNSウェイボーに「中国元にペッグしたステーブルコインの発行の動向は避けられない。そして、OKCoin USAは規制されたステーブルコイン発行に向けて動き始める予定です。」と投稿した。

中国金融の記事は、ステーブルコインが世界経済に実際に影響を与えるまでにはまだ長い道のりがある、と留意する上で注意を喚起しています。できるだけ早く対処するために可能な措置を取るべきだと訴えている。

例えば、今後GUSDのようなステーブルコインが最終的に拡大すれば、中央銀行の役割に影響を与えると指摘した。

「中央銀行システムに影響を与える。...デジタル通貨の分散型特徴は、実際に中央銀行の信用基準と競合している。ステーブルコインは分権化されておらず、中央銀行は依然として(担保するために)存在する。(しかし)GUSDの規模が拡大する場合、中央銀行の役割は非常に先細る。中央銀行によって発行された通貨であれば、ステーブルコインとして保証され、流通に乗らない。中央銀行の清算制度や金融政策の機能は果たせないだろう。」

記事は、あらゆるケースを列挙しています。その上で国家のマネタリーポリシー上の中央銀行の役割の変化に備えるべきだと述べている。

「この通貨システムの進化は、最終的に中央銀行が発行する、フィアット・デジタル通貨によって達成されるだろう」

(*1)隔月誌。中国の金融界で最も影響力のある専門誌です。


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