COIN TOKYO

¥510,630
BTC +0.09%
¥15,073
ETH +0.03%
¥49.57
XRP +0.36%
¥25,318
BCH +0.35%
  • 2018/10/22
  • コイン東京編集部

テクノロジーの預言者ジョージ・ギルダーが語る「従来の金融システムを代替する暗号通貨の可能性」

このエントリーをはてなブックマークに追加
経済成長とテクノロジーの関係を専門とする著名なエコノミストGeorge Gilder(ジョージ・ギルダー)氏は、Fox Newsの「Life、Liberty&Levin」に出演して、暗号通貨について語りました。従来の貨幣制度を代替する暗号通貨の可能性について提唱しています。

新しいインターネット「Cryptocosm」

百万人以上の視聴者がいる事で知られる番組で、「Life After Google:ビッグデータの崩壊とブロックチェーンエコノミーの誕生」の著者であるGilder氏は、GoogleとFacebookが結局崩壊すると考えるのか、クラウドに格納された集中データと一緒に溶解すると信じる理由を語りました。同氏は、インターネットの新しいアーキテクチャ「Cryptocosm:クリプトコズム」が取って代わるという。

「ブロックチェーンは、インターネット上に分散した不変のデータベースです。クラウド上の大規模なデータ倉庫にデータを格納するのではなく、データがネットワークのノードに分散されるため、1台のコンピュータをハッキングするハッカーは、特定のコンピュータが含む情報しか得られない。情報がネットワークに分散されるため、ネットワークを不正利用するためには、ネットワーク上のすべてのノードの51%を取得する必要があります。」

新しいインフラが現在構築されているのか質問されると、Gilder氏は以下のように答えました;

「これは今開発されています。本質的にはいくつかの学者によって発明されましたが、2008年にサトシナカモトによってプロダクトに実際に落とし込まれました。そして10年後、“Cryptocosm(1*)”の、周辺の装飾は今日も進行中です。そして、それは世界経済において起こっている最もエキサイティングなことです。これは、新しいインターネットのようなもので、今日、世界中で同時にインキュベートされている新しいグローバルな金融システムです。」

世界のGDP総額の25倍の通貨取引

ビットコインについて質問され、Gilder氏は現在の金融構造が終点に達しつつあり、暗号通貨が貨幣制度を引き継ぐと答えます;

「今日、多くの人々はそれを認識しませんが、既存の金融システムは本質的に道の終わりに辿り着いています。私はこれについて、“The Scandal of Money”に書きました。今日、世界経済における最大の産業は通貨取引です。通貨を前後に取引するだけの市場が、商品(グッズ)やサービスのすべての取引の73倍の大きさです。世界のGDP総額の25倍、そして世界経済全体で決して安定することは無く、有意義な貨幣価値を達成することもない。」

「(従来のお金の)その唯一の機能は、実際には中央銀行にお金を生み出す機能を与えて、世界経済に250兆ドルの負債をもたらす最終的な賭け金を課す能力を与えることです。このシステムは、将来的には生存可能ではない。今日、世界経済における最も才能ある数万人の若い起業家が新しい通貨制度を作り出している事は幸運です。」

「それは公開され、秘匿性があり、どこにでもあり、ビットコインから始まります。私の本で説明したように、それは様々な欠陥があるため現在の形の通貨にはならない(2*)。しかし、少なくとも新しい通貨の基礎になる。サトシは新しいゴールドを創り出そうとしていました。ゴールドは何世紀にもわたって耐え抜いてきた貨幣的要素の一つであり、世界の歴史の中で最も大きな産業発展期の貨幣的な前提でした。資本主義の偉大な奇跡は、ゴールドに裏付けられたマネーに基づいており、サトシは新しいデジタルゴールドを作りたいと思っていました。彼はほぼそれを実現しました。今、この目標を実際に達成しようとする何千人もの人々がいます。そして彼らがそれを成す時、中央銀行の魔法の杖ではなく、測定のものさしになるような真の基礎として、お金が再び元気を回復させるだろう。」

10年後の世界最大の企業

Apple、Amazon、Googleが10年後に世界最大の企業として君臨しているか質問されて、Gilder氏はCryptocosmic企業を指摘しました;

「10年前、世界最大の企業はエクソン、ウォルマート、中国石油、中国商工銀行でした。10年後、世界の上位4社はApple、Amazon、Google、Microsoftです。誰がそれを予測しただろう?今後10年間で同様の逆転があり、世界のトップマーケットを占めるCryptocosmic企業が誕生すると私は信じています。」

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相について議論する場面で、イーサリアムの共同設立者ビタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏と彼のイスラエル訪問について言及しました;

「米国企業のほとんどは、イスラエルの研究室や発明に依存しています。当時ビットコインの提唱者だったVitalik Buterinが同国を訪問し、ネームコイン(namecoins)やカラードコイン(Colored Coin)、マスターコイン (Mastercoin)を見つけ、イーサリアムを設立した。イーサリアム上の過去12ヶ月間の200億ドルものICO(イニシャル・コイン・オファリング)は、これまでのIPOの90%の停滞を解決しています。」

Gilder氏は、1990年に出版された「Life After Television:テレビの消える日」や「富と貧困―供給重視の経済学」を始めいくつかのベストセラーの著者です。当時、同氏は将来のコンピュータは「あなたの時計ほど持ち運び可能で、あなたの財布ほど個人的である」と予測しました。経済成長においてテクノロジーが果たす役割について述べてきた、最も影響力のある学者で作家の一人です

(1*)Cryptocosm:著者George Gilderが「Life After Google」という本で引用した造語です。
(2*)「ビットコインがゴールドと比較して欠けている要素は、ビットコインが金銭的価値の評価のための安定した指標ではなく、取引媒体そのものであるということ。ゴールドについては、取引は偶発的です。ビットコインの場合、トランザクションが重要なポイントです。したがって、ゴールドとは異なり、ビットコインは、システムが成功するには、ボリュームまたは値のいずれかが増加しなければならない。」


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る