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今週初め、「2014年と2015年に暗号通貨市場が経験した「壊滅的な弱気市場」を反映して、ビットコインの下落がさらに18ヶ月間続く可能性がある」と予測していました。Hayes氏はこの見通しをさらに深めています。
もともと5月にHayes氏は、ビットコインの価格は2018年末に5万ドルに達すると予測していました。これに対し、短期的な予測を95%以上下げたことになります。
Hayes氏によると、弱気相場の始まりはビットコインの価格が200日移動平均線(DMA)を下回った日であるという。この指標に基づくとビットコインが9,152ドルをつけた3月12日が起点であり、その後最大でも37%しか下落していない事を指摘しています。
1、Peak-to-Trough:ピークからトラフへの減少は、弱気市場の低水準を前回の強気相場の高値で割ることによって測定。
2、これは、強気(弱気)市場の高(低)市場を取り上げ、そのマーケットフェーズの開始時の価格で割ることによって測定。
過去の弱気相場で、200日移動平均線を大幅に下回ってきたことを考慮すると、弱気市場はまた続く可能性が高いとして、潜在的にビットコインは2,000ドルに下落する可能性があると主張しました;
「9,152ドルから75%落ちると、2,000ドルに近づく。2,000〜3,000ドルは私の最新のスイートスポットです。」
Hayes氏は、ビットコインのボラティリティの低下について以下のように指摘しました;
「普遍的な信念に反して、ビットコインはこれまで、普遍的な採用を得るためにボラティリティを必要としてきた。ビットコインの価格は、エコシステムの健全性を伝える最も優れた透明な方法だ。ポジティブであれネガティブであれ、価格は何が起きているかを世界に宣伝します。」
「ビットコインの価格変動は、エコシステムへのゲートウェイ・ドラッグだ。ボラティリティがこの落ち込んだ水準にとどまると、価格はゆっくりと低下するだろう。2014年〜2015年の弱気市場を経た我々から見れば、強気の魂を呼び覚ますキャンドルを待ち詫びている。その時こそ、ボラティリティと価格は高まるだろう。」
その間に、Hayes氏は最高のトレーダーができることは底値で買う事だと述べました;
「底値で買うための主な考慮事項は、ベア(弱気)の最後の方の価格行動だ。あなたがそれを見れば、その事を知るだろう。そして最高の部分は、購入ボタンをクリックするにはあまりにも恐ろしいため、おそらく人々はチキンになるだろう。」
同様に、ボラティリティの重要性を主張する専門家としては、Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)CEOのMichael Novogratz(マイケル・ノヴォグラッツ)氏がいます。
9月に同氏はビットコインには6,800ドル、8,800ドル、1万ドルの抵抗線があると強調しました。「価格が1万ドルのレンジに戻れば、機関と年金基金にとってこれに投資する完璧なきっかけとなるだろう。」と述べていました。
しかしボラティリティは上がらず、価格も横ばいとなった。Michael氏は10月に、ビットコインの価格が2018年末に1万ドルを上回らないだろうと主張。目先のターゲットは6,800ドルと1万ドルの水準を見ているとして、来年のQ1とQ2に機関の資金の流入が起こる可能性があると述べました。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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