BTC/JPYの日足チャートをみていきます。11月4日に10月18日以降からなる下降トレンドラインを突破したBTCは大陽線を形成しました。トレンドラインをブレイクしたBTCはその後も上昇を続けており11月7日以降のチャートでは短期、中期、長期の全ての移動平均線を上回る形となりました。そのためトレンドラインを抜けたことによりBTCは強気相場へ切り替わったと言えるでしょう。
次に同じBTC/JPYの日足チャートにて別のテクニカル指標を確認していきます。3つの移動平均線を上回るローソク足を形成しているBTCは、現在一目均衡表の雲内にいることになります。今後も上昇の動きをみせる場合、まず目標となる価格帯は雲の上限にあたる75万3千円台ということになります。75万3千円台は2018年10月の上旬に長くレジスタンスラインとして機能してきた価格帯となっており、今後の値動きでもレジスタンスラインとして機能する可能性は高いと言えるでしょう。
またBTCの注文比率をみた場合、下降トレンドラインをブレイクした11月4日より注文量が逆転する動きが確認されています。これまでのBTCは買い注文量が売り注文量をゴールデンクロスする動きをみせた後は大きく上昇する傾向にあります。トレンドラインをブレイクした現在のBTCは今後も大きく上昇する可能性は十分にあります。
また直近のBTCチャートをみた場合、11月7日のローソク足は上ヒゲを形成した形となり、本日11月8日のローソク足はこれまでの大陽線から一転し、陰線を形成しています。ストキャスティクスでも既に90%まで接触しているBTCは一つの決済ポイントに到達したのではないかという予測が立てられます。本日11月8日のBTC買い注文量を見ても、少し下降気味になっています。
10月末から大きく上昇しているBTCは一つの決済ポイントに到達した可能性があり、ここから一度落ち着いた値動きに切り替わる場合があります。今後は決済の動きがどれほど大きくなるか注目です。サポートラインの一つの指標として90日移動平均線にあたり、10月中旬以降のレジスタンスラインでもあった73万円台でしっかりと支えられる動きがみられる確認します。上値に関しては一目均衡表雲の上限である75万3千円台突破を意識しましょう。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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