「Trezor Model T」に新たに追加された仮想通貨は以下の10種類です。
リップル(XRP)、ステラ(XLM)モネロ(XMR)、カルダノ(ADA)、リスク(LSK)、テゾス(XTZ)、ディークレド(DCR)、ジーキャッシュ(ZEC)ゼンキャッシュ(ZEN)、グロイストルコイン(GRS)。
これにより、サポートされている通貨のサードパーティ開発者にとって統合の道が開かれます。同社は以下のように説明しています。
「各仮想通貨、及びサードパーティの開発者が、Trezorのウォレットを統合するうえで、今や邪魔になるものはありません。いくつかはすでに存在しています。」
公式ブログによると、カルダノ(ADA)は外部の貢献者Juraj Muravsky氏とDusan Plavak氏によって、最新のTrezorのファームウェアを実装したという。さらに、VacuumLabs社は現在、Trezorと互換性のあるADAの軽量ウォレットを開発しています。同様にステラ、モネロも統合されています。その他のコインはサードパーティ開発者の貢献を待っているという。
新しいアップデートはコミュニティ主導の試みだと強調されています。これは、前述の10コインの開発者が新しいコードをGUIウォレットに統合、一方でTrezorの背後にある技術会社Satoshi Labsがコードをレビュー、テスト、最適化します。
Satoshi Labs社CTOのPavol Rusnak氏は以下のように述べています;
「Trezor Model Tを使用して、多くのものをゼロから再設計することに決めました。これらの変更の1つは、ロジックコードをオリジナルのTrezorモデルで使用されていたエンベデッドシーではなく、ほとんどの開発者がよく知るPythonで記述することでした。」
「大規模なコミュニティの貢献を得ることができれば、最新のTrezor Model Tファームウェアの組み込みが、意味のある決定であったという最高の証拠になります。」
オリジナルのTrezorハードウェアウォレット「Trezor One」もまた、ファームウェアを更新しました。主な変更点は以下の4点です。
・TrezorウォレットとTrezorパスワードマネージャーの両方にウェブUSBのサポートを追加しました。
・Trezorブリッジを使用せずにGoogle Chrome(クローム)をTrezorウォレットに直接接続できるようになりました。
・適切なケーブルを使用して、Android携帯またはChromebookにTrezor Oneを接続できるようになりました。
・リスク(LSK)、ステラ(XLM)のサポートを追加しました。
先月、Trrezorのフラッグシップ製品Trezor Model Tは、インターフェースを介して直接暗号通貨の交換(スワップ)できる新しい機能を発表しました。背後で同社は、即時両替プラットフォームShapeShift(シェイプシフト)とChangelly(チェンジリー)と提携しています。
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