COIN TOKYO

  • 2018/11/11
  • 2018/11/11
  • コイン東京編集部 アオ

米Kraken取引所がビットコインキャッシュ(BCH)のフォークコインBitcoin SV(サトシビジョン)不対応を発表、論争の的に

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米国の暗号通貨取引所Krakenは、2018年11月15日午後4時40分(UTC)に予定されるビットコインキャッシュ(BCH)ハードフォークへの対応方針を発表しました。影響力の大きいKrakenの明確な方針は投資家の間で賛否両論の声が上がっています。

Krakenとは?

米国に拠点を置く暗号通貨取引所Krakenは、主にカナダ、ヨーロッパ、米国等で運用されている取引所です。ユーロ(EUR)の取引量と流動性の点で、世界最大の市場でもあります。Kraken(クラーケン)は、プラットフォームとユーザーにハードフォークを準備してもらうよう声明を出しました。今回のアップグレードは議論の余地があり、複数の実行可能なチェーンをもたらす可能性があるため、BCHの枠を超えて暗号コミュニティで大きな関心を集めています。

ハードフォークとは何か?

ブロックチェーン技術においてプロトコルは、トランザクションルールであり、ユーザーを接続し、暗号通貨をマイニングするためのルールでもあります。さらに、暗号通貨のネットワークに接続するためには、誰もがネットワーク上でこれらの基本的な規則に従う必要があります。

フォークは暗号通貨の現在のプロトコルバージョンにアップグレードを適用して、新しいバージョンを作成します。ソフトフォークは、ソフトウェアの変更で、下位互換性があります。

一方でハードフォークはより困難です。一般に、マイナーがプロトコルに同意せず、独自のバージョンのプロトコルを作成した場合に発生します。2017年、ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコイン(BTC)から分岐して誕生しました。

Krakenの判断は?

Krakenは、従来のBitcoin Cashの拡張計画を追従する「Bitcoin ABC」のみをサポートする予定です。一方で、「フォークの日に資金(資産反映)やトレードにおいて、代替チェーンBitcoin SV(サトシビジョン)をサポートしない。」と明言しました。Krakenは、フォーク後の結果を分析し、それに応じて対応すると述べています。

フォークが発生する60分前にBCH資金が使用できなくなると留意して、同社は以下のように述べています;

「しかしながら、当社は代替チェーンがサポートされることを約束したり保証したりしません。完璧な管理を望む顧客は、フォーク前にKrakenからBCHを引き出す必要があります。」

なお、BCHのトレードはフォークを通して引き続き提供されます。フォーク後、KrakenアカウントのBCH残高はBitcoin ABCネットワークのトークンになります。

Krakenの判断基準

Bitcoin ABCのライバルであるnChainによって提案されたBitcoin SVをサポートしない理由について、Krakenは「Bitcoin SVは現在Krakenの上場要件を満たしておらず、サポートされる見込みはありません。」と指摘して、以下のように結論付けました。

「Krakenは、いかなる代替チェーンをサポートする意向を発表していない。これはこのイベントに関連する任意のフォーク/エアードロップされるコインの(Krakenでの)クレジットを、顧客は期待すべきではないことを意味します。別の(BSV)チェーンのトークンを得るオプションを希望する場合は、11月15日に資金が無効になる前に、KrakenからBCHを引き出す必要があります。あなたのコインをKrakenに残していると、アップグレードにより他の場所では付与される代替チェーン上のコイン(BSV)が没収される可能性があります。」

Krakenの明確な意思表明は、投資家の間で大きな反響を呼んでいます。多くは、フォークコインを得られないことへのユーザーの憤り、及びKrakenへの対応へ不支持を表明したものです。





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